第17回ラクロス全日本クラブ選手権大会・決勝戦(男子)(2)・ゲームレポート
2015/12/18
日時:2015年12月5日(土) 13:55試合開始
場所:東京・駒沢オリンピック公園総合運動場第2球技場
FALCONS(ファルコンズ・白) vs Stealers(スティーラーズ・緑)
*ゲームスコア・得点者ページはこちら
ゲームレポート
第17回ラクロス全日本クラブ選手権大会決勝戦、FALCONS(以下、FAL) 対 Stealers(以下、STE)の試合を、駒沢オリンピック公園総合運動公園第2球技場にて行った。
第1Q
フェイスオフ後のグラウンドボールをFAL#91・本下が拾い、そのままゴール左下へシュート。開始10秒足らずでスコアを1-0とする。
その後もFALの攻撃が続くが、STEはゴーリー#26・小川のセーブから素早いフルフィールドオフェンスを展開する。
7分、STE#14・池川のゴール裏からの1対1に対しFALディフェンスが引きつけられたところに#22・倉田へパス。角度が薄いところからのシュートが決まった。スコア1-1。
すかさずFALの反撃がSTEを襲う。10分、#91・本下のトップからの1対1。ランニングシュートがゴール左上に突き刺さった。スコア2-1。
続く16分、FAL#1・大庭がゴール左横から1対1を仕掛け、クリースでSTEディフェンダーの裏を取った#18・佐保田へパス。振り向きざまのシュートが決まり、スコア3-1。
さらに1Q終了間際、FAL#22・夏目がトップから1対1。パスフェイクにDFの足が一瞬止まり、その隙を見逃さずにシュート。スコア4-1。
勢いに乗ったFALが1Qを制す。
第2Q
1Q終了間際STEのファールにより、FALのエキストラマンオフェンス(以下、EMO)から始まるが得点ならず。
4分、再びSTEの反則により、FALのEMO。ゴール左横へのパスが通り#90・関根が落ち着いてシュート。スコア5-1。
8分、クロスバーに跳ね返ったFALのシュートボールをSTEの選手が拾い、前線の#14・池川へ。最後は#99・渡邊がゴールへ押し込んだ。STEらしい、素晴らしい速攻によりスコア5-2。
10分、FALのシュートは外れたが、ゴール裏へこぼれたボールを#1・大庭が拾い#90・関根へ。ゴール上部へ鋭いスタンディングシュートが突き刺ささった。スコア6-2。
2Q後半は両チームゴーリーの好セーブが光り、無得点のまま終了した。
第3Q
ハーフタイムにおけるスティックチェックにより、FAL#22・夏目のスティックがイリーガルと判定され、STEの3分間のEMOから始まった。
2分、FALのクリアミスをSTE#47・堀内が拾い、無人のゴールへシュート。スコア6-3。
なおも続くEMO。STE#14・池川のゴール裏からのパスに再び#47・堀内が合わせてゴール。スコア6-4。
STEは3分のEMO間に2点を挙げ、追い上げムードをみせる。
9分、FAL#13・橋本がトップから1対1を仕掛け、自らシュート。ゴーリーの逆をつく技ありのシュートが決まった。スコア7-4。
3Q後半、FALの堅い守りの前に、STEに対してストーリングの警告。なかなかゴールシーンが生まれない。
一方、FALの猛攻がSTEゴールを襲うが、STE#26・小川が好セーブを連発。そのまま両チーム無得点で3Qが終了した。
第4Q
開始早々FALのオフェンスがSTEゴールを襲うが、STEディフェンス陣がFAL選手を取り囲み、たまらずボールダウン。
そのダウンボールをSTE選手が拾い、得意のフルフィールドオフェンスで前線へ繋ぎ、最後は#20・塚田がゴールへ押し込んだ。スコア7-5。
しかし、ここからFALの猛攻がSTEを襲う。
6分、FALのシュートチェイスから#5・石黒が素早いリスタート。それに対して#91・本下が走り込みシュート。FALの意表を突く攻撃でスコア8-5。
7分、STEのパスミスがハーフライン際にこぼれたところをFAL#1・大庭が拾い、#5・石黒へ。ゴーリーのタイミングをずらし、ゴール右上にシュートを決めた。スコア9-5。
12分、FALのブレークをSTE#26・小川がセーブしたが、こぼれたボールをFAL#1・大庭が拾い、#4・畠山へ。確実にゴールを決め、スコア10-5。
14分、FAL#99・小原が1対1でクリースに切り込みシュート。STEディフェンス陣はこれを止められず、スコア11-5。
続けて、FAL#99・小原の1対1に対してSTEディフェンスが引き付けられた所に、#44・松下へパス。右上から鋭いスタンディングシュートが決まった。スコア12-5。
4Q後半はFALがボールを支配し続け、試合終了。FALが第17回ラクロス全日本クラブ選手権大会の王者となった。
これにより、FALは12月12日(土)に大学選手権2位の大阪大学と、STEは12月13日(日)に大学選手権1位の日本体育大学と、第26回ラクロス全日本選手権大会において対戦する事が決まった。
FALはクラブ選手権優勝の勢いで全日本選手権8連覇を成し遂げるのか、どのチームがFALの勢いを止められるのか。全日本選手権が楽しみである。
*『第17回ラクロス全日本クラブ選手権大会』特設ページはこちら
・Text:日本クラブチームラクロス連盟東日本支部男子・五十嵐勇紀(ADVANCE-HANGLOOSE)
・Photo:日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー・海藤秀満、同広報部(関東地区)・小林航
場所:東京・駒沢オリンピック公園総合運動場第2球技場
FALCONS(ファルコンズ・白) vs Stealers(スティーラーズ・緑)
*ゲームスコア・得点者ページはこちら
ゲームレポート
第17回ラクロス全日本クラブ選手権大会決勝戦、FALCONS(以下、FAL) 対 Stealers(以下、STE)の試合を、駒沢オリンピック公園総合運動公園第2球技場にて行った。
第1Q
フェイスオフ後のグラウンドボールをFAL#91・本下が拾い、そのままゴール左下へシュート。開始10秒足らずでスコアを1-0とする。
その後もFALの攻撃が続くが、STEはゴーリー#26・小川のセーブから素早いフルフィールドオフェンスを展開する。
7分、STE#14・池川のゴール裏からの1対1に対しFALディフェンスが引きつけられたところに#22・倉田へパス。角度が薄いところからのシュートが決まった。スコア1-1。
すかさずFALの反撃がSTEを襲う。10分、#91・本下のトップからの1対1。ランニングシュートがゴール左上に突き刺さった。スコア2-1。
続く16分、FAL#1・大庭がゴール左横から1対1を仕掛け、クリースでSTEディフェンダーの裏を取った#18・佐保田へパス。振り向きざまのシュートが決まり、スコア3-1。
さらに1Q終了間際、FAL#22・夏目がトップから1対1。パスフェイクにDFの足が一瞬止まり、その隙を見逃さずにシュート。スコア4-1。
勢いに乗ったFALが1Qを制す。
第2Q
1Q終了間際STEのファールにより、FALのエキストラマンオフェンス(以下、EMO)から始まるが得点ならず。
4分、再びSTEの反則により、FALのEMO。ゴール左横へのパスが通り#90・関根が落ち着いてシュート。スコア5-1。
8分、クロスバーに跳ね返ったFALのシュートボールをSTEの選手が拾い、前線の#14・池川へ。最後は#99・渡邊がゴールへ押し込んだ。STEらしい、素晴らしい速攻によりスコア5-2。
10分、FALのシュートは外れたが、ゴール裏へこぼれたボールを#1・大庭が拾い#90・関根へ。ゴール上部へ鋭いスタンディングシュートが突き刺ささった。スコア6-2。
2Q後半は両チームゴーリーの好セーブが光り、無得点のまま終了した。
第3Q
ハーフタイムにおけるスティックチェックにより、FAL#22・夏目のスティックがイリーガルと判定され、STEの3分間のEMOから始まった。
2分、FALのクリアミスをSTE#47・堀内が拾い、無人のゴールへシュート。スコア6-3。
なおも続くEMO。STE#14・池川のゴール裏からのパスに再び#47・堀内が合わせてゴール。スコア6-4。
STEは3分のEMO間に2点を挙げ、追い上げムードをみせる。
9分、FAL#13・橋本がトップから1対1を仕掛け、自らシュート。ゴーリーの逆をつく技ありのシュートが決まった。スコア7-4。
3Q後半、FALの堅い守りの前に、STEに対してストーリングの警告。なかなかゴールシーンが生まれない。
一方、FALの猛攻がSTEゴールを襲うが、STE#26・小川が好セーブを連発。そのまま両チーム無得点で3Qが終了した。
第4Q
開始早々FALのオフェンスがSTEゴールを襲うが、STEディフェンス陣がFAL選手を取り囲み、たまらずボールダウン。
そのダウンボールをSTE選手が拾い、得意のフルフィールドオフェンスで前線へ繋ぎ、最後は#20・塚田がゴールへ押し込んだ。スコア7-5。
しかし、ここからFALの猛攻がSTEを襲う。
6分、FALのシュートチェイスから#5・石黒が素早いリスタート。それに対して#91・本下が走り込みシュート。FALの意表を突く攻撃でスコア8-5。
7分、STEのパスミスがハーフライン際にこぼれたところをFAL#1・大庭が拾い、#5・石黒へ。ゴーリーのタイミングをずらし、ゴール右上にシュートを決めた。スコア9-5。
12分、FALのブレークをSTE#26・小川がセーブしたが、こぼれたボールをFAL#1・大庭が拾い、#4・畠山へ。確実にゴールを決め、スコア10-5。
14分、FAL#99・小原が1対1でクリースに切り込みシュート。STEディフェンス陣はこれを止められず、スコア11-5。
続けて、FAL#99・小原の1対1に対してSTEディフェンスが引き付けられた所に、#44・松下へパス。右上から鋭いスタンディングシュートが決まった。スコア12-5。
4Q後半はFALがボールを支配し続け、試合終了。FALが第17回ラクロス全日本クラブ選手権大会の王者となった。
これにより、FALは12月12日(土)に大学選手権2位の大阪大学と、STEは12月13日(日)に大学選手権1位の日本体育大学と、第26回ラクロス全日本選手権大会において対戦する事が決まった。
FALはクラブ選手権優勝の勢いで全日本選手権8連覇を成し遂げるのか、どのチームがFALの勢いを止められるのか。全日本選手権が楽しみである。
*『第17回ラクロス全日本クラブ選手権大会』特設ページはこちら
・Text:日本クラブチームラクロス連盟東日本支部男子・五十嵐勇紀(ADVANCE-HANGLOOSE)
・Photo:日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー・海藤秀満、同広報部(関東地区)・小林航
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