第29回関東学生ラクロスリーグ戦:準決勝・男子・慶應義塾 対 日本体育
2016/11/12
日時:2016年11月3日(木祝) 12:10試合開始
会場:東京都(品川区)・大井ふ頭中央海浜公園第2球技場
準決勝戦:慶應義塾大学(白) 対 日本体育大学(青)
スコア
得点者
審判員
試合の流れ
雲一つない秋空の下、関東一を目指す両校の思いが、大井で激突した。
1Qは慶應義塾大学(以下、慶應)#63・青木裕太郎と日本体育大学(以下、日体)#16・折橋拓実のフェイスオフで始まり、これを慶應が勝ち取った。直後、慶應AT#9・野上力のシュートを日体のゴーリー(G)#1・永長健也がセーブする。その後ポゼッションが移り、日体がスピード感あるオフェンスで攻め立てる。日体のMF#51・鈴木亮太が鋭いシュートを立て続けに2本放つも、枠を捉えきれない。1Q5分のところで、慶應はすかさずチームタイムアウトを取った。試合開始直後から、ハイレベルな攻防に観衆のボルテージも一気に上がっていく。
タイムアウト後、慶應AT#3・井上裕太のシュートは惜しくもゴールポストに当たり、得点ならず。両校共、先制点が欲しい中、先制したのは日体だった。AT#74・安室修平がゴール裏から駆け上がり、そのままシュートをねじ込んだ。
1Qも残り5分となり、日体がチームタイムアウトを取る。その後もお互いにシュートを撃つが、なかなか枠を捉えきれない。そんな流れを慶應AT#51・仁熊健太が断ち切った。スピードに乗り、一人でゴール前まで持ち込み、そのままシュートを決め、1-1の同点とする。このまま1Qは終わると思われたが、1Q終了間際、日体のゴール前でボールが落ち、混戦状態となり、これを慶應AT#3・井上が奪いそのままゴール。2-1の慶應1点リードで、1Qは終了した。
2Q開始早々、慶應はMF#52・松平悠希が相手ゴール前にいる#10・山田晃平へパスを通し、得点し、点差を2点に広げた。2Q4分には、慶應#51・仁熊がクリース前でまくるようにシュートを放ち、4-1とした。その後、お互いのディフェンス陣が集中力を見せ、得点を許さない時間が続いた。
2Q10分、慶應#52・松平のシュートが決まり、5-1とする。その後も慶應は#3・井上が得点し、6-1となる。5点差がつくと、慶應はボールを持つ選手がゴール裏で止まり、日体のディフェンスの動きを窺うように、時間を使いながらゆっくりと攻撃をした。日体はボールをなかなか保持できず、苦しい時間が続いた。
慶應のチームタイムアウト明け、2Q残り2分には慶應#51・仁熊が再び決め、この日4得点目をあげ、7-1とした。日体は点差を早めに縮めようとするもなかなか点を奪えない。2Q終了間際、日体の選手が反則を犯した。その直後に2Qは終わり、日体は一人少ない状態で3Qを迎える形となった。
3Qが始まり、日体は一人少ない状態での守りを凌ぎ、攻撃へと繋いだ。3Q開始1分半、日体MF#4・梅原寛樹がシュートを決め、スコアを7-2とし、その後も日体は#51・鈴木のランニングシュートがゴールに突き刺さり、7-3と一気に追い上げる。たまらず慶應はタイムアウトを取った。日体は応援席からの声援を力に変え、流れは一気に日体に傾いた。
その後、日体の攻撃になり、勢いに乗る#51・鈴木がシュートを放つ。すると、このボールがポストに当たり、これを拾った慶應のDF#5・北川拓が日体ゴールまで一直線に駆け上がった。その後、慶應AT#3・井上へとパスが通り、ゴールネットを揺らした。このゴールは日体の勢いを鎮めるには十分だった。
3Q終了間際にオフサイドの反則を犯した日体は一人少ない状態で4Qを迎えた。日体はDF#5・上原駆を中心に決死のディフェンスを見せる。しかし、慶應の速いパス回しはそれを上回り、得点を重ねた。
試合残り5分、日体は一人多い状態になると、#2・土屋雄大が華麗なスティックワークで慶應ディフェンスをかいくぐり、意地の1点をもぎ取り、11-4とする。
両校の意地と意地がぶつかりあった試合は、慶應に軍配があがった。ヒーローインタビューには、この日6得点と、大きく勝利に貢献した慶應AT#51・仁熊健太が選ばれた。
試合データ(info班調べ)
※ゴーリーセーブ数:全シュートの内、ゴーリーが止めた本数の率
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*2016年全国ラクロス地区リーグ戦日程表一覧ページはこちら
・Text by 日本学生ラクロス連盟東日本支部 広報委員会info班
・Photo by 日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー・海藤秀満
会場:東京都(品川区)・大井ふ頭中央海浜公園第2球技場
準決勝戦:慶應義塾大学(白) 対 日本体育大学(青)
スコア
チーム
|
1Q
|
2Q
|
3Q
|
4Q
|
計
|
慶應義塾大学
|
2
|
5 | 3 |
1
|
11
|
日本体育大学
|
1
|
0 | 2 |
1
|
4
|
慶應義塾大学 | 日本体育大学 |
#51 仁熊 健太 (5)
|
#2 土屋 雄大(2) |
#3 井上 裕太 (3) | #4 梅原 寛樹 (1) |
#9 野上 力 (1) | #51 鈴木 亮太 (1) |
#10 山田 晃平 (1) | - |
#52 松平 悠希 (1) | - |
主審 | 志水 研太郎 |
副審 | 小池 智 |
佐々木 奈摘 | |
CBO | 関 千隼 |
ベンチマネージャー | 須東 駿太 |
試合の流れ
雲一つない秋空の下、関東一を目指す両校の思いが、大井で激突した。
1Qは慶應義塾大学(以下、慶應)#63・青木裕太郎と日本体育大学(以下、日体)#16・折橋拓実のフェイスオフで始まり、これを慶應が勝ち取った。直後、慶應AT#9・野上力のシュートを日体のゴーリー(G)#1・永長健也がセーブする。その後ポゼッションが移り、日体がスピード感あるオフェンスで攻め立てる。日体のMF#51・鈴木亮太が鋭いシュートを立て続けに2本放つも、枠を捉えきれない。1Q5分のところで、慶應はすかさずチームタイムアウトを取った。試合開始直後から、ハイレベルな攻防に観衆のボルテージも一気に上がっていく。
タイムアウト後、慶應AT#3・井上裕太のシュートは惜しくもゴールポストに当たり、得点ならず。両校共、先制点が欲しい中、先制したのは日体だった。AT#74・安室修平がゴール裏から駆け上がり、そのままシュートをねじ込んだ。
1Qも残り5分となり、日体がチームタイムアウトを取る。その後もお互いにシュートを撃つが、なかなか枠を捉えきれない。そんな流れを慶應AT#51・仁熊健太が断ち切った。スピードに乗り、一人でゴール前まで持ち込み、そのままシュートを決め、1-1の同点とする。このまま1Qは終わると思われたが、1Q終了間際、日体のゴール前でボールが落ち、混戦状態となり、これを慶應AT#3・井上が奪いそのままゴール。2-1の慶應1点リードで、1Qは終了した。
2Q開始早々、慶應はMF#52・松平悠希が相手ゴール前にいる#10・山田晃平へパスを通し、得点し、点差を2点に広げた。2Q4分には、慶應#51・仁熊がクリース前でまくるようにシュートを放ち、4-1とした。その後、お互いのディフェンス陣が集中力を見せ、得点を許さない時間が続いた。
2Q10分、慶應#52・松平のシュートが決まり、5-1とする。その後も慶應は#3・井上が得点し、6-1となる。5点差がつくと、慶應はボールを持つ選手がゴール裏で止まり、日体のディフェンスの動きを窺うように、時間を使いながらゆっくりと攻撃をした。日体はボールをなかなか保持できず、苦しい時間が続いた。
慶應のチームタイムアウト明け、2Q残り2分には慶應#51・仁熊が再び決め、この日4得点目をあげ、7-1とした。日体は点差を早めに縮めようとするもなかなか点を奪えない。2Q終了間際、日体の選手が反則を犯した。その直後に2Qは終わり、日体は一人少ない状態で3Qを迎える形となった。
3Qが始まり、日体は一人少ない状態での守りを凌ぎ、攻撃へと繋いだ。3Q開始1分半、日体MF#4・梅原寛樹がシュートを決め、スコアを7-2とし、その後も日体は#51・鈴木のランニングシュートがゴールに突き刺さり、7-3と一気に追い上げる。たまらず慶應はタイムアウトを取った。日体は応援席からの声援を力に変え、流れは一気に日体に傾いた。
その後、日体の攻撃になり、勢いに乗る#51・鈴木がシュートを放つ。すると、このボールがポストに当たり、これを拾った慶應のDF#5・北川拓が日体ゴールまで一直線に駆け上がった。その後、慶應AT#3・井上へとパスが通り、ゴールネットを揺らした。このゴールは日体の勢いを鎮めるには十分だった。
3Q終了間際にオフサイドの反則を犯した日体は一人少ない状態で4Qを迎えた。日体はDF#5・上原駆を中心に決死のディフェンスを見せる。しかし、慶應の速いパス回しはそれを上回り、得点を重ねた。
試合残り5分、日体は一人多い状態になると、#2・土屋雄大が華麗なスティックワークで慶應ディフェンスをかいくぐり、意地の1点をもぎ取り、11-4とする。
両校の意地と意地がぶつかりあった試合は、慶應に軍配があがった。ヒーローインタビューには、この日6得点と、大きく勝利に貢献した慶應AT#51・仁熊健太が選ばれた。
試合データ(info班調べ)
慶應義塾大学 | 項目 | 日本体育大学 |
12 | フェイスオフ獲得本数 | 2 |
37 | シュート本数 | 34 |
35% | ゴーリーセーブ率 | 23% |
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・Text by 日本学生ラクロス連盟東日本支部 広報委員会info班
・Photo by 日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー・海藤秀満
「11月27日に、大学日本一が決まる!」 大会:第8回全日本ラクロス大学選手権大会 日程:決勝戦/2016年11月27日(日) 会場:東京都(世田谷区)・駒沢オリンピック公園陸上競技場 関東学生リーグ戦に出場するチームが目指す、大学の頂点を決める戦いを、ぜひご覧ください! |
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過去の優勝校 | 男子 | 女子 |
第7回 (2015) | 日本体育大学 | 明治大学 |
第6回 (2014) | 慶應義塾大学 | 明治大学 |
第5回 (2013) | 早稲田大学 | 慶應義塾大学 |
第4回 (2012) | 慶應義塾大学 | 慶應義塾大学 |
第3回 (2011) | 早稲田大学 | 関西学院大学 |
第2回 (2010) | 早稲田大学 | 日本体育大学 |
第1回 (2009) | 一橋大学 | 東海大学 |
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