第23回東北学生ラクロスリーグ戦:決勝(男子)・東北大 対 新潟大(2)
2017/02/21
【プレイバック2016】
2016年に全国各地区で開催した行事の内から、一部を振り返っていきます。
東北地区:第23回東北学生ラクロスリーグ戦・決勝戦
東北大学(白) vs 新潟大学(黒)
日時:2016年10月23日(日) 13:20試合開始
場所:宮城県(栗原市)・栗原市築館陸上競技場
*スコアページはこちら
ゲームレポート
2016年10月23日(日)、宮城県(栗原市)・栗原市築館陸上競技場にて、第23回東北学生ラクロスリーグ戦・男子決勝戦の試合を行った。
リーグ戦を全勝で通過した東北大学(以下、東北)と、2011年以来の東北地区制覇を目指し、5年振りに決勝戦進出を果たした新潟大学(以下、新潟)。両者の意地がぶつかる熱い戦いが幕を上げた。
第1クォーター (1Q)
最初のフェイスオフは東北#10・梅本が制した。序盤はターンオーバーが続いたが,試合開始4分、東北は2人のオフサイドにより、2マンダウンディフェンスのピンチを迎える。先制点が欲しい新潟は#16・川上がスタンディングシュートを放つが,東北は主将#5・木藤がナイスセーブ。6分、新潟のスラッシングによりエキストラマンオフェンスを得た東北は、ゴール裏よりパスを受けた#0・篠原のスタンディングシュートが決まり、東北が先制する。 (スコア:1-0)
続くフェイスオフも東北#10・梅本が勝ち、東北オフェンスが続くが、新潟は#28・荻谷が何度もナイスセーブを見せる。しかし新潟はホールディングのファールでマンダウンディフェンスになる。東北はこのチャンスは活かせなかったが、13分、東北#32・追沼がゴール裏の1対1からシュートを決め、2点目を得た。 (スコア:2-0)
対する新潟は#3・長村や#21・長藤がシュートを放つが、ノースコアのまま1Qを終える。(スコア:2-0)
第2クォーター (2Q)
クォーター開始より東北オフェンスの時間が続く。7分、新潟のホールディングによりエキストラマンオフェンスを得た東北は、#10・梅本がクリースでパスを受け、そのままシュートを決める。 (スコア:3-0)
流れを変えたい新潟は14分、#15・坪木からクリースフィードを受けた#89・小松田がシュート、1点目を得た。 (スコア:3-1)
続く18分、グラウンドボールを制した新潟は、ゴール左上より#7・平井が1対1を掛け、中に切り込み、1点差に迫るシュートを決める。 (スコア:3-2)
対する東北は1分後の19分、シュートの後のチェイスを得た#32・追沼が、素早いリスタートでゴール裏から1対1、シュートを決める。東北のリードは2点となり、2Qは終了した。 (スコア:4-2)
第3クォーター (3Q)
優勝を懸けた後半、フェイスオフは東北#10・梅本が勝ち、東北オフェンスから始まる。両チームどちらもオフェンスのリズムを作り相手ゴールに迫る。スコアがビハインドの新潟は、#6・工藤のパスカットや主将#2・佐藤を中心とするディフェンス陣の力強い守りで、追加点を与えない。一方、東北も#5・木藤のナイスセーブで、試合の主導権を渡さない。
このクォーターは両チームともノースコアのまま終了した。 (スコア:4-2)
第4クォーター (4Q)
東北2点リードのまま最終クォーターへ。最初にボールを獲得したのは東北。しかし後がない新潟は、相手のジャンプシュートを#28・萩谷がセーブ後、ポゼッションを保ちオフェンスを続ける。東北のファールにより2度のエキストラマンオフェンスを得た新潟は、積極的にシュートを放つが、中々枠をとらえることが出来ない。両チームの激しい攻防が続く。
17分,新潟のイリーガルプロシージャーで東北オフェンスから試合が再開される。ストーリングの警告が出る東北に対し、ダブルチームでボールダウンを狙う新潟。ゴール裏でグラウンドボールが発生する。これを東北#32・追沼がスクープ、激しいプレッシャーを受けながらも無人のゴールにカムアラウンドシュートを決める。新潟のヘッドコーチがスティックチェックを申請するも、東北#32・追沼のスティックは合法と判定され、得点は取り消されず、新潟のマンダウンディフェンスで試合が再開される。 (スコア:5-2)
19分、数的優位で攻める東北は、#0・篠原がパスを受け、ジャンプシュートを決め、4点差となり勝負を決めた。 (スコア:6-2)
試合再開のフェイスオフ後、間もなくホイッスルが鳴り、東北が東北地区1位の座をを勝ち取った。
天候にも恵まれ、両チーム共思いのこもった熱いプレーが随所に見られ、白熱した良い試合であった。
Text by 全日本ラクロス協会東北地区学生連盟広報委員 坂井遼太郎(岩手大学)
Photo by 全日本ラクロス協会東北地区学生連盟広報委員 生駒涼太(東北大学)
2016年に全国各地区で開催した行事の内から、一部を振り返っていきます。
東北地区:第23回東北学生ラクロスリーグ戦・決勝戦
東北大学(白) vs 新潟大学(黒)
日時:2016年10月23日(日) 13:20試合開始
場所:宮城県(栗原市)・栗原市築館陸上競技場
*スコアページはこちら
ゲームレポート
2016年10月23日(日)、宮城県(栗原市)・栗原市築館陸上競技場にて、第23回東北学生ラクロスリーグ戦・男子決勝戦の試合を行った。
リーグ戦を全勝で通過した東北大学(以下、東北)と、2011年以来の東北地区制覇を目指し、5年振りに決勝戦進出を果たした新潟大学(以下、新潟)。両者の意地がぶつかる熱い戦いが幕を上げた。
第1クォーター (1Q)
最初のフェイスオフは東北#10・梅本が制した。序盤はターンオーバーが続いたが,試合開始4分、東北は2人のオフサイドにより、2マンダウンディフェンスのピンチを迎える。先制点が欲しい新潟は#16・川上がスタンディングシュートを放つが,東北は主将#5・木藤がナイスセーブ。6分、新潟のスラッシングによりエキストラマンオフェンスを得た東北は、ゴール裏よりパスを受けた#0・篠原のスタンディングシュートが決まり、東北が先制する。 (スコア:1-0)
続くフェイスオフも東北#10・梅本が勝ち、東北オフェンスが続くが、新潟は#28・荻谷が何度もナイスセーブを見せる。しかし新潟はホールディングのファールでマンダウンディフェンスになる。東北はこのチャンスは活かせなかったが、13分、東北#32・追沼がゴール裏の1対1からシュートを決め、2点目を得た。 (スコア:2-0)
対する新潟は#3・長村や#21・長藤がシュートを放つが、ノースコアのまま1Qを終える。(スコア:2-0)
第2クォーター (2Q)
クォーター開始より東北オフェンスの時間が続く。7分、新潟のホールディングによりエキストラマンオフェンスを得た東北は、#10・梅本がクリースでパスを受け、そのままシュートを決める。 (スコア:3-0)
流れを変えたい新潟は14分、#15・坪木からクリースフィードを受けた#89・小松田がシュート、1点目を得た。 (スコア:3-1)
続く18分、グラウンドボールを制した新潟は、ゴール左上より#7・平井が1対1を掛け、中に切り込み、1点差に迫るシュートを決める。 (スコア:3-2)
対する東北は1分後の19分、シュートの後のチェイスを得た#32・追沼が、素早いリスタートでゴール裏から1対1、シュートを決める。東北のリードは2点となり、2Qは終了した。 (スコア:4-2)
第3クォーター (3Q)
優勝を懸けた後半、フェイスオフは東北#10・梅本が勝ち、東北オフェンスから始まる。両チームどちらもオフェンスのリズムを作り相手ゴールに迫る。スコアがビハインドの新潟は、#6・工藤のパスカットや主将#2・佐藤を中心とするディフェンス陣の力強い守りで、追加点を与えない。一方、東北も#5・木藤のナイスセーブで、試合の主導権を渡さない。
このクォーターは両チームともノースコアのまま終了した。 (スコア:4-2)
第4クォーター (4Q)
東北2点リードのまま最終クォーターへ。最初にボールを獲得したのは東北。しかし後がない新潟は、相手のジャンプシュートを#28・萩谷がセーブ後、ポゼッションを保ちオフェンスを続ける。東北のファールにより2度のエキストラマンオフェンスを得た新潟は、積極的にシュートを放つが、中々枠をとらえることが出来ない。両チームの激しい攻防が続く。
17分,新潟のイリーガルプロシージャーで東北オフェンスから試合が再開される。ストーリングの警告が出る東北に対し、ダブルチームでボールダウンを狙う新潟。ゴール裏でグラウンドボールが発生する。これを東北#32・追沼がスクープ、激しいプレッシャーを受けながらも無人のゴールにカムアラウンドシュートを決める。新潟のヘッドコーチがスティックチェックを申請するも、東北#32・追沼のスティックは合法と判定され、得点は取り消されず、新潟のマンダウンディフェンスで試合が再開される。 (スコア:5-2)
19分、数的優位で攻める東北は、#0・篠原がパスを受け、ジャンプシュートを決め、4点差となり勝負を決めた。 (スコア:6-2)
試合再開のフェイスオフ後、間もなくホイッスルが鳴り、東北が東北地区1位の座をを勝ち取った。
天候にも恵まれ、両チーム共思いのこもった熱いプレーが随所に見られ、白熱した良い試合であった。
Text by 全日本ラクロス協会東北地区学生連盟広報委員 坂井遼太郎(岩手大学)
Photo by 全日本ラクロス協会東北地区学生連盟広報委員 生駒涼太(東北大学)
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