第4回全日本ラクロス大学選手権大会・1回戦(女子)
2012/11/22
日時:2012年11月17日(土) 14:00試合開始
場所:愛知(名古屋市)・港サッカー場
金城学院大学(白) vs 福岡大学(紺)
スコア
得点者
審判員
ゲームレポート
2012年11月17日(土)、愛知・名古屋市港サッカー場にて第4回全日本ラクロス大学選手権大会・女子1回戦、金城学院大学(東海地区1位・以下、金城) 対 福岡大学(3地区予選1位・以下、福岡)の試合を行った。冷たい雨が降り続く厳しいコンディションの中、大学選手権準決勝戦への進出をかけた戦いが始まった。
午後2時、ドローにより試合が始まった。混戦の中からボールを獲り、最初に攻撃を仕掛けたのは金城。#29菅田が1対1で福岡ディフェンスの間を突破してシュートを放ち、開始1分足らずで先制点を上げた。
続くドローも金城が獲得し、素早い攻撃で畳み掛け、4分、#53河合のパスを受けて再び#29菅田がシュートし2得点目をあげる。一方福岡は、パスカットやチェイスなどでボールを奪い攻撃に繋げようとするが、金城の強いプレッシャーに対してクリアでのミスが重なりチャンスを活かすことができない。
金城の攻撃が続き、10分にはDFの裏をついて中央に走りこんだ#11部田が、#25永田からのパスを受けシュート。息の合った攻撃で得点を上げ、会場を沸かせる。金城は続く11分にもフリーシュートで追加点を上げ福岡を突き放す。
まずは1点がほしい福岡は徐々にオフェンスエリアにボールを運び始め、#5柴田や#19團の1対1などで果敢にゴールに向かう。しかし雨で滑りやすくなった地面に足を取られ決めることができない。その間に金城がさらに1点を追加し、金城ペースのまま金城5-0福岡で前半が終了した。
後半に入り、雨脚はさらに強まるが金城の勢いは止まらない。個々のディフェンス能力が高い福岡に対して、組織的なオフェンスで崩しにかかり、後半開始1分には#11部田のパスに走りこんだ#29菅田のシュートで6得点目を上げ、さらに6分、#88加藤のフリーシュートでスコアを7-0とした。
3地区予選1位の誇りにかけてなんとか反撃したい福岡は、再三1対1を仕掛けて金城ゴールに迫るが、ゴールネットを揺らすことができない。攻撃を繰り返しながらも決められない場面が続く福岡であったが、11分、パスを受けた#73奈須がゴール正面に抜け出しシュート。待望の1点目を入れた。この1点を反撃の糸口としたい福岡であったが、金城がそれを許さない。疲れが見え始めた福岡ディフェンス陣に対し、金城は立て続けに3点を決め、流れを決定づける。
福岡は、試合時間残り10分を切り苦しい展開となるが、それでもハイプレッシャーでボールを奪いにかかる。対する金城は高いキープ力でボールを保持し、攻撃を続ける。21分、#49中島の1対1で11点目を入れると、さらに#37近藤も続き12-1とする。試合時間残り1分、福岡は#6近藤のフリーシュートでなんとか1点を返すが、金城もすかさず#53河合の1対1で点を取り返す。最後まで攻撃の手を緩めなかった金城が13‐2で勝利した。
冷たい雨の厳しいコンディションの中でも自分たちのラクロスを貫いた金城が、終始福岡を圧倒した。福岡は随所に良いディフェンス、惜しい攻撃が見られ個々の技術力の高さを感じさせたが、最後まで流れを掴むことができなかった。
気温10度という寒さ、降り続く雨、濡れたグラウンドなど、多くの困難があった状況でも、必死で戦う姿勢を貫き会場を沸かせた両チームに拍手を送りたい。
勝者の金城は11月23日(金・祝)、大阪・鶴見緑地球技場にて関西地区1位の同志社大学と決勝進出をかけて戦う。東海、そして3地区の想いを背負って、臆することなく関西代表に挑んでいってほしい。
日本学生ラクロス連盟東海支部広報委員会
ゲームレポート班 古橋麻衣(名古屋大学)
・Text:日本学生ラクロス連盟東海支部 広報委員会ゲームレポート班:古橋麻衣(名古屋大学)
・Photo:日本ラクロス協会広報部・小保方智行
場所:愛知(名古屋市)・港サッカー場
金城学院大学(白) vs 福岡大学(紺)
スコア
チーム
|
前半 | 後半 |
TOTAL
|
金城学院大学
|
5
|
8
|
13
|
福岡大学
|
0
|
2
|
2
|
金城学院大学 | 福岡大学 |
#11 部田 恵理華 (4)
|
#6 近藤 美里 (1) |
#29 菅田 朱音 (3)
|
#73 奈須 恵理 (1) |
#49 中島 ゆめの (3)
|
- |
#37 近藤 みな (1) | - |
#53 河合 絢乃 (1) | - |
#88 加藤 ふたば (1)
|
- |
審判員
主審 | 野田 淑子 |
副審 | 坂本 一美 |
宮崎 彩 | |
横井 佑美 |
2012年11月17日(土)、愛知・名古屋市港サッカー場にて第4回全日本ラクロス大学選手権大会・女子1回戦、金城学院大学(東海地区1位・以下、金城) 対 福岡大学(3地区予選1位・以下、福岡)の試合を行った。冷たい雨が降り続く厳しいコンディションの中、大学選手権準決勝戦への進出をかけた戦いが始まった。
午後2時、ドローにより試合が始まった。混戦の中からボールを獲り、最初に攻撃を仕掛けたのは金城。#29菅田が1対1で福岡ディフェンスの間を突破してシュートを放ち、開始1分足らずで先制点を上げた。
続くドローも金城が獲得し、素早い攻撃で畳み掛け、4分、#53河合のパスを受けて再び#29菅田がシュートし2得点目をあげる。一方福岡は、パスカットやチェイスなどでボールを奪い攻撃に繋げようとするが、金城の強いプレッシャーに対してクリアでのミスが重なりチャンスを活かすことができない。
金城の攻撃が続き、10分にはDFの裏をついて中央に走りこんだ#11部田が、#25永田からのパスを受けシュート。息の合った攻撃で得点を上げ、会場を沸かせる。金城は続く11分にもフリーシュートで追加点を上げ福岡を突き放す。
まずは1点がほしい福岡は徐々にオフェンスエリアにボールを運び始め、#5柴田や#19團の1対1などで果敢にゴールに向かう。しかし雨で滑りやすくなった地面に足を取られ決めることができない。その間に金城がさらに1点を追加し、金城ペースのまま金城5-0福岡で前半が終了した。
後半に入り、雨脚はさらに強まるが金城の勢いは止まらない。個々のディフェンス能力が高い福岡に対して、組織的なオフェンスで崩しにかかり、後半開始1分には#11部田のパスに走りこんだ#29菅田のシュートで6得点目を上げ、さらに6分、#88加藤のフリーシュートでスコアを7-0とした。
3地区予選1位の誇りにかけてなんとか反撃したい福岡は、再三1対1を仕掛けて金城ゴールに迫るが、ゴールネットを揺らすことができない。攻撃を繰り返しながらも決められない場面が続く福岡であったが、11分、パスを受けた#73奈須がゴール正面に抜け出しシュート。待望の1点目を入れた。この1点を反撃の糸口としたい福岡であったが、金城がそれを許さない。疲れが見え始めた福岡ディフェンス陣に対し、金城は立て続けに3点を決め、流れを決定づける。
福岡は、試合時間残り10分を切り苦しい展開となるが、それでもハイプレッシャーでボールを奪いにかかる。対する金城は高いキープ力でボールを保持し、攻撃を続ける。21分、#49中島の1対1で11点目を入れると、さらに#37近藤も続き12-1とする。試合時間残り1分、福岡は#6近藤のフリーシュートでなんとか1点を返すが、金城もすかさず#53河合の1対1で点を取り返す。最後まで攻撃の手を緩めなかった金城が13‐2で勝利した。
冷たい雨の厳しいコンディションの中でも自分たちのラクロスを貫いた金城が、終始福岡を圧倒した。福岡は随所に良いディフェンス、惜しい攻撃が見られ個々の技術力の高さを感じさせたが、最後まで流れを掴むことができなかった。
気温10度という寒さ、降り続く雨、濡れたグラウンドなど、多くの困難があった状況でも、必死で戦う姿勢を貫き会場を沸かせた両チームに拍手を送りたい。
勝者の金城は11月23日(金・祝)、大阪・鶴見緑地球技場にて関西地区1位の同志社大学と決勝進出をかけて戦う。東海、そして3地区の想いを背負って、臆することなく関西代表に挑んでいってほしい。
日本学生ラクロス連盟東海支部広報委員会
ゲームレポート班 古橋麻衣(名古屋大学)
・Text:日本学生ラクロス連盟東海支部 広報委員会ゲームレポート班:古橋麻衣(名古屋大学)
・Photo:日本ラクロス協会広報部・小保方智行
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