日韓男子高校生交流戦

2013/04/22

2013年3月30日(土)、31日(日)に、東京都(西東京市)・岩倉高等学校西東京グラウンドにて、日韓男子高校生交流戦を開催した。
参加選手岩倉高校グラウンド
[左:参加選手/右:岩倉高等学校西東京グラウンド]

3月29日(金)に、羽田空港に韓国チームが到着。岩倉高校の選手と顧問が迎えに行き、歓迎の旗をそっと振りお出迎えしました。その後、浅草に移動し、昼食を一緒に。韓国チームは、浅草、お台場と観光を楽しんだようです。

3月30日(土)・31日(日)に行った今回の国際交流は、岩倉高等学校の西東京グランドで行いました。
参加チームは、韓国17歳以下選抜(以下、U17韓国)、海城高校、早稲田高校生チーム、岩倉高校の4チームで、1日目は20分ハーフの試合を4試合、2日目は15分ハーフで3試合を行いました。
U17韓国の選手は、おそろいのジャージーでグラウンドに到着し、体が大きいので少し日本人チームの選手は圧倒されていました。また、トレーナーの指示でアップを行っている韓国チームは良くまとまっていて、良い雰囲気で試合の準備をしていました。
また、今回の国際交流試合のために3人の日本人審判員が対応しました。審判員の1人は韓国語も話せて、英語と韓国語そして日本語で試合の説明をしていたのには驚きました。
U17韓国1試合1
[左:U17韓国 / 右:韓国チーム(白)は体の大きな選手が多かった]
審判員Randy Evans氏
[左:国際経験の豊富な審判員が対応/右:見学に訪れたRandy Evans氏(米・プリンストン大学ラクロス部出身)]

2日間通して、日本の3チームは韓国チームに勝つことが出来ませんでした。
韓国チームは、良く動き、パス交換をしてゴールを狙ってきます。選手は、皆、体が強く、スピードがあります。なかでも、身長の大きなアタックの選手にゴール横から1対1を仕掛けられてシュート、パスの攻撃で得点を奪われていました。

試合後は、韓国チームの選手は試合中とはうってかわって笑顔で優しい雰囲気に変わります。
このようにオンとオフの切り替えが上手なのも韓国チームの特徴でした。
試合2試合3
[左:岩倉高 対 U17韓国 / 右:海城高 対 U17韓国]
試合4試合5
[左:早稲田高校生チーム 対 U17韓国 / 右:試合後に握手を交わす選手たち]

31日の最後に、武蔵境駅前にある武蔵野市・武蔵野スイングホールで交流パーティーを行い、参加チーム全員で国際交流を楽しみました。
韓国チームには、日本語を話せる選手がいて、その選手が通訳を。日本チームには、英語を話せる選手がいて、その選手が通訳をしていました。
最後には、参加選手の全員が、今回の交流で感じた思いを一言ずつ話してパーティーは終わり、韓国チームは、翌日からの授業のために韓国へ帰っていきました。
パーティー1パーティー2
[左:交流パーティー / 右:歓談する選手たち]
パーティー3日韓の運営スタッフ
[左:記念Tシャツを交換し合う / 右:行事の準備・運営を行った両国のスタッフたち]

【3月30日】 (20分ハーフ)
チーム名 前半 後半 Total
U17韓国 2 5 7
海城高校 0 0 0
チーム名 前半 後半 Total
U17韓国 6 0 6
早稲田高校生チーム 0 2 2
チーム名 前半 後半 Total
岩倉高校 3 4 7
早稲田高校生チーム 1 2 3
チーム名 前半 後半 Total
U17韓国 1 0 1
岩倉高校 0 1 1
【3月31日】 (15分ハーフ)
チーム名 前半 後半 Total
U17韓国 4 2 6
早稲田高校生チーム 0 0 0
チーム名 前半 後半 Total
U17韓国 3 3 6
海城高校 1 2 3
チーム名 前半 後半 Total
U17韓国 5 2 7
岩倉高校 0 1 0

・Text&Photo:岩倉高等学校ラクロス部顧問・開歩
・Photo:日本ラクロス協会企画部部長・保坂光信