一般社団法人日本ラクロス協会　アーカイブサイト「.Relax」

日時：2014年11月2日（日）　14:00試合開始
場所：愛知県（名古屋市）・瑞穂公園北陸上競技場

愛知教育大学（白） vs 名古屋大学（黒）



スコア

チーム	前半	後半	計
愛知教育大学	5	7	12
名古屋大学	2	2	4

得点者

愛知教育大学	名古屋大学
#44 磯部 はるか (3)	#2 小林 史佳 (1)
#35 山田 淑乃 (2)	#4 大西 美穂 (1)
#51 成田 美穂 (2)	#51 岩田 真祐 (1)
#5 小川 瞳 (1)	#61 福井 舞 (1)
#16 高橋 礼実 (1)	－
#17 杉浦 彩衣 (1)	－
#27 尾形 美幸 (1)	－
#29 小池田 萌 (1)	－

審判員

主審	横井 佑美
副審	宮崎 彩
	阪本 一美
テーブルオフィシャル	嶋崎 恵美

ゲームレポート
2014年11月2日（日）、愛知県（名古屋市）・瑞穂公園北陸上競技場において第23回東海学生ラクロスリーグ戦決勝戦を行った。肌寒い曇り空のなか始まった午後からの女子試合は、愛知教育大学（以下、愛教）と名古屋大学（以下、名大）によるものであった。



愛教#35山田と名大#51岩田によるドローで試合開始。最初にチャンスを迎えたのは名大であった。愛教の不正なドローで、名大#61福井のボールとなりそのままゴールへと走りシュート。しかし愛教ゴーリー#2山崎のナイスセーブにより阻まれる。その後、愛教ボールとなるがパスミスで再び名大ボールとなる。名大#51岩田の粘り強い1対1により1得点目を挙げた。
ここで負けられない愛教は、力強い走りと巧みなパス裁きでゴール付近へと一気に攻め上げる。#44磯部のゴール左上からの1対1により1点を返し1－1とした。両校攻守の入れ替えが続き、見逃せない瞬間。名大のプッシングにより愛教#5小川のフリーシュート。これを確実に決め2－1とした。ここで名大がタイムアウトを取った。

試合再開後、名大の攻めとなるが愛教ディフェンスをなかなか攻略することができない。攻守が変わり愛教ボール。#29小池田から#27尾形のフィードがきれいに決まり3得点目のシュートを決めた。その後、愛教側に首へのディテイニングによるイエローカードが出たため、3分間の退場（1人）となった。そのまま名大#2小林がフリーシュートを決め、3－2とした。この流れに乗りたい名大は、再びゴール前までボールを運ぶが、愛教#2山崎のナイスセーブにより愛教ボールとなる。愛教はゴール右上から#35山田の1対1により4－2。その1分後、#17杉浦が5得点目をあげ、5－2の愛教1点リードで前半が終了した。



後半開始。またも両校攻守の入れ替えが続き、後半開始4分、愛教#5小川から#51成田のフィードにより6－2とした。愛教の流れを止めたい名大だが思うようにボールを奪うことができず、#29小池田に7点目を決められる。その後、#16高橋がゴール裏からの1対1を決め8－2とした。
ここで、名大がチームタイムアウトを取った。両チーム、念入りに話し合い試合再開。愛教#44磯部から#35山田のフィードが決まり、9－2とした。ゴール前のデンジャラスチェックにより、愛教#51成田のフリーシュートが決まり10－2。

ここで終われない名大は、愛教のパスをカットしゴールへと向かう。ゴール前で#0三浦から#4大西へのフィードからのシュートが決まり、10－3とした。観客席からは大きな声援が鳴り響いた。その後、後半17分、負けじと愛教#44磯部が1得点し11－2で名大を突き放した。これ以上点を許したくない名大は、愛教のダウンボールを奪い、#51岩田がゴール裏まで運び、#61福井がゴール際にシュートを放ち、得点を挙げた。しかしその後、試合時間残り3分で、愛教#44磯部が12得点目を挙げた。

雨が降り続ける中、試合終了のホイッスルが鳴り響いた。12－4で愛知教育大学が初の大学選手権への切符を掴んだ。勝利校インタビューで、愛知教育大学・主将であるゴーリー#2山崎絢加さんは今後の意気込みを聞かれ、「私たちの目標は学生日本一。恥じないプレーをします。今日は応援席の皆様の声援が力になりました。これからも応援よろしくお願いします」と話した。今季のリーグ戦を全勝で終えた愛知教育大学の大学選手権での活躍を期待したい。


  ・Text：日本学生ラクロス連盟東海支部広報委員会　ゲームレポート班・名倉千晶（椙山女学園大学）
・Photo：日本学生ラクロス連盟東海支部広報委員会　取材班