第24回東海学生ラクロスリーグ戦(決勝戦・男子)(2)
2015/11/21
日時:2015年11月1日(日) 10:30試合開始
場所:愛知県(名古屋市)・パロマ瑞穂北陸上競技場
名古屋大学(白) vs 南山大学(青)
*ゲームスコア・得点者ページはこちら
ゲームレポート
2015年11月1日(日)、愛知県(名古屋市)・パロマ瑞穂北陸上競技場にて、第24回東海学生ラクロスリーグ戦決勝戦を行った。ブロック戦を1位で勝ち進んできた名古屋大学(以下、名古屋)と今季ブロック戦2位通過の南山大学(以下、南山)の熱い戦いが幕を上げた。
第1Q
フェイスオフは混戦の後、南山のルーズボールプッシングにより名古屋のオフェンスからのスタートとなった。しかし早々にボールダウンしてしまい南山#94・久保田のクリアによって南山のオフェンスとなる。パス回しからの#20・塚本のシュートは惜しくもゴーリーセーブとなるが、ライドが成功しゴール前にこぼれたボールを#7・加藤が決め、南山の先制点となった。
ここから流れに乗った南山は、オフェンスを続け#46・奥村が1対1からの追加点、さらに#28・沼田も得点し0-3と名古屋を引き離す。名古屋はエース#1・稲垣を徹底的にシャットされ、なかなか攻撃の波に乗れず得点することが出来ない。それでも1Q終了間際にパス回しから#31・西村がシュートを決め1-3なり、1Qが終了した。
第2Q
フェイスオフは、またも南山の反則により名古屋オフェンスからのスタートとなる。両チームともにチャンスを演出するものの、ボールが枠を捉えられず、点数には繋がらないまま時間が過ぎていく。2Q後半、名古屋がイリーガルボディチェックにより一人欠いた状態となるも、南山の攻撃を耐え得点を与えない。
試合が動いたのは2Q終了間際、名古屋のクリアから#31・西村がライドで無人となっていたゴールに放ったロングシュートは惜しくも枠を捉えられなかったが、そこからの速攻に対応できなかった南山が名古屋#7・薮内にホールディングをしてしまい、マンダウンディフェンスとなる。このチャンスを逃さなかった名古屋#1・稲垣がシュートを決め2-3となり2Q終了となった。
第3Q
最初に大きなチャンスを作ったのは南山であった。素早いパス展開から、#28・沼田のゴール裏の1対1からのシュートは枠を捉えられなかったが、こぼれたボールを南山が拾い、ゴール右下にいた#10・渡邉にパスが回るとアンダーシュートを決め得点となった。
その後、名古屋オフェンスが続き、#6・木崎、#31・西村が立て続けにゴールを狙うも、枠を捉えられず得点に繋がらない。対する南山は名古屋のボールダウンからクリアを成功させ、#10渡邉の1対1からチャンスを演出し、#25・近藤のゴール裏からのパスを#28・沼田が決め得点となる。さらに南山の攻撃は止まらず、フェイスオフでポゼッションを得た南山はパス展開から、#25・近藤がミドルシュートを決めた。引き離されまいと名古屋#1・稲垣がシュートを放つも南山ゴーリー#8・丸山に阻まれ得点とはならない。その後も#46・奥村のパスから#28・沼田が点を決めさらに名古屋を引き離す。これ以上点をやれない名古屋はゴーリーで相手アタックをシャットしボールマンをダブルチームで潰すという攻めのディフェンスを行うも、南山#7・加藤が名古屋ゴーリーを引き剥がしさらに点差を広げる。
しかし負けられない名古屋は3Q終了間際、#1稲垣のシュートによって1点を返し、3-8で3Q終了となる。
第4Q
両チームともに攻めあぐね、試合が動いたのは4q中盤、ライドを成功させた南山が素早いパス回しから#51・谷川原がゴーリーとの1対1を決めダメ押しの1点となった。
この時点で6点差であり誰もが南山の勝利を確信し始めた。しかしここから名古屋の怒涛の反撃が始まる。
#31・西村からのパスで#13・佐藤が得点すると、南山のオフサイドによりエキストラマンオフェンスとなった名古屋は、#1・稲垣からのパスを#13・佐藤が決め連続得点となる。南山はこの流れを止めるためにチームタイムアウトを取るも、その後の#25近藤のシュートは名古屋ゴーリーに阻まれ、追加点をあげられない。
名古屋オフェンスは続き、#31・西村、#13・佐藤が得点し2点差に追い上げる。
試合終了まで名古屋のオフェンスの勢いが途絶えることはなかったが、あと一歩届かず試合終了のホイッスルが鳴り、南山の10年ぶりの東海制覇が決まった。どちらが勝ってもおかしくない試合であったが、南山大学の作戦が功を奏し、7-9の2点差で決勝戦は幕を閉じた。
ゲームフォト
・Text:日本学生ラクロス連盟東海支部広報委員会ゲームレポート班・森本諒(信州大学)
・Photo:日本学生ラクロス連盟東海支部広報委員会取材班・鈴木里歩(愛知淑徳大学)、片山あかり(信州大学)、瀬古彩菜(中部大学)、竹内美里(名古屋外国語大学)
場所:愛知県(名古屋市)・パロマ瑞穂北陸上競技場
名古屋大学(白) vs 南山大学(青)
*ゲームスコア・得点者ページはこちら
ゲームレポート
2015年11月1日(日)、愛知県(名古屋市)・パロマ瑞穂北陸上競技場にて、第24回東海学生ラクロスリーグ戦決勝戦を行った。ブロック戦を1位で勝ち進んできた名古屋大学(以下、名古屋)と今季ブロック戦2位通過の南山大学(以下、南山)の熱い戦いが幕を上げた。
第1Q
フェイスオフは混戦の後、南山のルーズボールプッシングにより名古屋のオフェンスからのスタートとなった。しかし早々にボールダウンしてしまい南山#94・久保田のクリアによって南山のオフェンスとなる。パス回しからの#20・塚本のシュートは惜しくもゴーリーセーブとなるが、ライドが成功しゴール前にこぼれたボールを#7・加藤が決め、南山の先制点となった。
ここから流れに乗った南山は、オフェンスを続け#46・奥村が1対1からの追加点、さらに#28・沼田も得点し0-3と名古屋を引き離す。名古屋はエース#1・稲垣を徹底的にシャットされ、なかなか攻撃の波に乗れず得点することが出来ない。それでも1Q終了間際にパス回しから#31・西村がシュートを決め1-3なり、1Qが終了した。
第2Q
フェイスオフは、またも南山の反則により名古屋オフェンスからのスタートとなる。両チームともにチャンスを演出するものの、ボールが枠を捉えられず、点数には繋がらないまま時間が過ぎていく。2Q後半、名古屋がイリーガルボディチェックにより一人欠いた状態となるも、南山の攻撃を耐え得点を与えない。
試合が動いたのは2Q終了間際、名古屋のクリアから#31・西村がライドで無人となっていたゴールに放ったロングシュートは惜しくも枠を捉えられなかったが、そこからの速攻に対応できなかった南山が名古屋#7・薮内にホールディングをしてしまい、マンダウンディフェンスとなる。このチャンスを逃さなかった名古屋#1・稲垣がシュートを決め2-3となり2Q終了となった。
第3Q
最初に大きなチャンスを作ったのは南山であった。素早いパス展開から、#28・沼田のゴール裏の1対1からのシュートは枠を捉えられなかったが、こぼれたボールを南山が拾い、ゴール右下にいた#10・渡邉にパスが回るとアンダーシュートを決め得点となった。
その後、名古屋オフェンスが続き、#6・木崎、#31・西村が立て続けにゴールを狙うも、枠を捉えられず得点に繋がらない。対する南山は名古屋のボールダウンからクリアを成功させ、#10渡邉の1対1からチャンスを演出し、#25・近藤のゴール裏からのパスを#28・沼田が決め得点となる。さらに南山の攻撃は止まらず、フェイスオフでポゼッションを得た南山はパス展開から、#25・近藤がミドルシュートを決めた。引き離されまいと名古屋#1・稲垣がシュートを放つも南山ゴーリー#8・丸山に阻まれ得点とはならない。その後も#46・奥村のパスから#28・沼田が点を決めさらに名古屋を引き離す。これ以上点をやれない名古屋はゴーリーで相手アタックをシャットしボールマンをダブルチームで潰すという攻めのディフェンスを行うも、南山#7・加藤が名古屋ゴーリーを引き剥がしさらに点差を広げる。
しかし負けられない名古屋は3Q終了間際、#1稲垣のシュートによって1点を返し、3-8で3Q終了となる。
第4Q
両チームともに攻めあぐね、試合が動いたのは4q中盤、ライドを成功させた南山が素早いパス回しから#51・谷川原がゴーリーとの1対1を決めダメ押しの1点となった。
この時点で6点差であり誰もが南山の勝利を確信し始めた。しかしここから名古屋の怒涛の反撃が始まる。
#31・西村からのパスで#13・佐藤が得点すると、南山のオフサイドによりエキストラマンオフェンスとなった名古屋は、#1・稲垣からのパスを#13・佐藤が決め連続得点となる。南山はこの流れを止めるためにチームタイムアウトを取るも、その後の#25近藤のシュートは名古屋ゴーリーに阻まれ、追加点をあげられない。
名古屋オフェンスは続き、#31・西村、#13・佐藤が得点し2点差に追い上げる。
試合終了まで名古屋のオフェンスの勢いが途絶えることはなかったが、あと一歩届かず試合終了のホイッスルが鳴り、南山の10年ぶりの東海制覇が決まった。どちらが勝ってもおかしくない試合であったが、南山大学の作戦が功を奏し、7-9の2点差で決勝戦は幕を閉じた。
ゲームフォト
・Text:日本学生ラクロス連盟東海支部広報委員会ゲームレポート班・森本諒(信州大学)
・Photo:日本学生ラクロス連盟東海支部広報委員会取材班・鈴木里歩(愛知淑徳大学)、片山あかり(信州大学)、瀬古彩菜(中部大学)、竹内美里(名古屋外国語大学)
「11月28日に、大学日本一が決まる!」 決勝戦:2015年11月28日(土) ・東京都(世田谷区)・駒沢オリンピック公園陸上競技場 準決勝戦:2015年11月21日(土) ・京都府(京都市)・宝が池球技場 / 東京都(品川区)・大井ふ頭中央海浜公園第2球技場 1回戦:2015年11月14日(土) ・愛知県(名古屋市)・港サッカー場 *『第7回全日本ラクロス大学選手権大会』特設ページはこちら |
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過去の優勝校 | 男子 | 女子 |
第6回 (2014) | 慶應義塾大学 | 明治大学 |
第5回 (2013) | 早稲田大学 | 慶應義塾大学 |
第4回 (2012) | 慶應義塾大学 | 慶應義塾大学 |
第3回 (2011) | 早稲田大学 | 関西学院大学 |
第2回 (2010) | 早稲田大学 | 日本体育大学 |
第1回 (2009) | 一橋大学 | 東海大学 |
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