関東地区・2016年度あすなろカップ・男子ベスト8
2017/04/02
【プレイバック2016】
2016年に全国各地区で開催した行事の内から、一部を振り返っていきます。
関東地区:2016年度あすなろカップ(関東学生ラクロスユーストーナメント)
男子ベスト8(決勝トーナメント1回戦・準決勝戦)・ゲームレポート
男子決勝トーナメントは、2016年5月5日(木祝)に行い、ブロック戦各ブロック1位の早稲田大学、中央大学、国士舘大学・獨協大学合同チーム、青山学院大学、東京大学、東京理科大学・千葉大学・成蹊大学合同チーム、東洋大学・武蔵大学合同チーム、上智大学・明治学院大学合同チームの、計8チームが進出しました。
*大会結果ページはこちら
■1回戦・第1試合
早稲田大学(白) 対 中央大学(赤)
前半
新人戦サマーステージの準決勝戦以来の再戦となった。早稲田大学(以下、早稲田)のボールから始まるが、中央大学(以下、中央大)は早稲田に流れを譲らず、試合は中央大ペースで進んでいく。流れをそのままに中央大オフェンス陣がフィジカルの強さを活かし果敢にゴールを狙いに行くも、早稲田ディフェンス陣が個の強さを活かしてそれを許さない。以降お互い譲らぬ攻防が繰り広げられ時間も進んだ前半終了間際、早稲田がグラウンドボールを拾い、ブレイクを作る。そして#39がシュートを撃つものの、中央大ゴーリー#19がこれをセーブし、前半は両チームあと一歩流れに乗りきれず、スコアレスで終える。
後半
後半も早稲田ボールからスタートする展開となった。中央大がハーフタイム明けで浮足立っていた隙を早稲田オフェンス陣は見逃さなかった。開始51秒、早稲田#39尾花のシュートがネットを揺らす。得点後のフェイスオフも早稲田が奪いきり、流れを引き寄せる。中央大も果敢に攻めるが、早稲田の堅い守りの前に決定的なチャンスを作れない。ラスト1分、早稲田に対し、中央大が積極的にプレスをかけるが一歩及ばず、長い笛がコートに鳴り響いた。スコア1-0で早稲田が準決勝戦に駒を進めた。
■1回戦・第2試合
国士舘大学・獨協大学合同チーム(白) 対 青山学院大学(緑)
前半
混戦のグラウンドボールから始まり、序盤は国士舘大学・獨協大学合同チーム(以下、国士・獨協)ペースのまま進み、#22中嶋の豪快なシュートにより国士・獨協が先制。だが青山学院大学(以下、青学)も動じることなく、その後は両者譲らぬ攻防を繰り広げられていたが、またも国士・獨協の#22中嶋がシュートを決め、国士・獨協の流れのまま、2-0で前半が終了。
後半
後半は青学が積極的に仕掛け、数多くのシュートを放つが惜しくもゴーリーの好セーブ阻まれる。それでも攻め続け、試合終了間際に青学#49徳永がランニングシュートを決め反撃するも、あと一歩及ばず、2-1で国士・獨協が逃げ切り、ベスト4進出。
■1回戦・第3試合
東京大学(白) 対 東京理科大学・千葉大学・成蹊大学合同チーム(黒)
前半
試合開始のフェイスオフを東京理科大学・千葉大学・成蹊大学合同チーム(以下、理科・千葉・成蹊)が勝ち取り、開始早々猛攻を始めるも、東京大学(以下、東京大)の堅い守りを打ち砕くことができず、両者譲らぬ激しい攻防が続く。しかし前半終了間際に東京大が細かくパスを繋ぎ、#95佐々木が落ち着いて決め、ついに試合が動き、東京大が1-0とリードし前半が終了。
後半
後半も試合の流れを掴んだ理科・千葉・成蹊は落ち着いたパス回しから何度もシュートを放つが#14のシュートはポストに当たるもゴールネットを揺らすことはできず。だが、この押せ押せムードの中で#23足立が豪快なシュートを決め、試合を振り出しに戻す。1-1で後半が終了したため、フリーシュートによるサドンビクトリーに突入。
サドンビクトリー(フリーシュート特別ルール)
両者の好セーブが続き、試合が決まったのは7本目。先攻の東京が外すと、後攻の理科・千葉・成蹊がパスを繋いでシュートを決めた。理科・千葉・成蹊がベスト4進出。
■1回戦・第4試合
東洋大学・武蔵大学合同チーム(白) 対 上智大学・明治学院大学合同チーム(赤)
前半
試合開始早々、上智大学・明治学院大学合同チーム(以下、上智・明学)の#29照井が得点を挙げる。東洋大学・武蔵大学合同チーム(以下、東洋・武蔵)もフェイスオフから攻撃の流れを生み出しゴールに迫るが、上智・明学の堅固な守備の前になかなかシュートまで繋げられない。上智・明学は防戦を強いられつつも着実に決定機を生み出すが、決めきることが出来ず、両者流れを引き寄せきれないまま、0-1で前半を終えた。
後半
東洋・武蔵#11宮澤がボールを持つと、鋭いステップで相手をかわし、倒れこみながらシュート。これが決まり、ついに同点となる。東洋・武蔵#71が見事なグラウンドボールから、フィールド中央を駆け上がり、そこで上智・明学が痛恨のファールを犯す。フリーシュートを武蔵・東洋#1狩野が豪快に叩き込み、逆転を果たす。上智・明学も激しいプレッシャーでボール奪取を図るが、攻撃に繋げる寸前で試合終了。2-1で東洋・武蔵が勝利した。
■準決勝戦・第1試合
早稲田大学(白) 対 国士舘大学・獨協大学合同チーム(紫)
前半
国士舘大学・獨協大学合同チーム(以下、国士・獨協)#24がフェイスオフを勝ち取り始まった準決勝戦第1試合。フェイスオフこそ獲られたものの、早稲田大学(以下、早稲田)も負けじとボールを取り返し、両者譲らぬ展開となる。前半8分、均衡を破ったのは早稲田#13森松のランニングシュート。得点後のフェイスオフは早稲田が獲り、早稲田優勢のまま、1-0で前半終了。
後半
国士・獨協#4の華麗なグラウンドボールから後半スタート。1点を追う国士・獨協の激しい攻めの前に早稲田の堅い守りが立ちはだかる。国士・獨協は、オフサイドによりフリーシュートを与えてしまうが、早稲田はこれをゴールポストに当ててしまい点差は変わらず1点差。その後も激しい攻防を繰り広げるが両者一歩も譲らず、前半の1点が決勝点となり1-0で早稲田大学が勝利した。
両者ともに2年生とは思えぬ非常に上手いプレーで会場を沸かせた。
■準決勝戦・第2試合
東京理科大学・千葉大学・成蹊大学合同チーム(白) 対 東洋大学・武蔵大学合同チーム(緑)
東京理科大学・千葉大学・成蹊大学(以下、理科・千葉・成蹊)は、#0佐々木が2点、#23森谷が1点、#89白井が1点と、ゴールを決める。東洋大学・武蔵大学合同チーム(以下、東洋・武蔵)は、#11宮澤、#24原田が1点ずつゴールを決める。
ゴールの奪い合いになった準決勝戦第2試合は、前半1-2、後半1-2の、計2-4で、東洋・武蔵が勝利した。
Text by 日本学生ラクロス連盟東日本支部執行部・井出啓樹、田部井翔馬、山岡元気、福与誠也、永山航
Photo by 日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー・海藤秀満、同広報部(関東地区)・上原佑介
2016年に全国各地区で開催した行事の内から、一部を振り返っていきます。
関東地区:2016年度あすなろカップ(関東学生ラクロスユーストーナメント)
男子ベスト8(決勝トーナメント1回戦・準決勝戦)・ゲームレポート
男子決勝トーナメントは、2016年5月5日(木祝)に行い、ブロック戦各ブロック1位の早稲田大学、中央大学、国士舘大学・獨協大学合同チーム、青山学院大学、東京大学、東京理科大学・千葉大学・成蹊大学合同チーム、東洋大学・武蔵大学合同チーム、上智大学・明治学院大学合同チームの、計8チームが進出しました。
*大会結果ページはこちら
■1回戦・第1試合
早稲田大学(白) 対 中央大学(赤)
前半
新人戦サマーステージの準決勝戦以来の再戦となった。早稲田大学(以下、早稲田)のボールから始まるが、中央大学(以下、中央大)は早稲田に流れを譲らず、試合は中央大ペースで進んでいく。流れをそのままに中央大オフェンス陣がフィジカルの強さを活かし果敢にゴールを狙いに行くも、早稲田ディフェンス陣が個の強さを活かしてそれを許さない。以降お互い譲らぬ攻防が繰り広げられ時間も進んだ前半終了間際、早稲田がグラウンドボールを拾い、ブレイクを作る。そして#39がシュートを撃つものの、中央大ゴーリー#19がこれをセーブし、前半は両チームあと一歩流れに乗りきれず、スコアレスで終える。
後半
後半も早稲田ボールからスタートする展開となった。中央大がハーフタイム明けで浮足立っていた隙を早稲田オフェンス陣は見逃さなかった。開始51秒、早稲田#39尾花のシュートがネットを揺らす。得点後のフェイスオフも早稲田が奪いきり、流れを引き寄せる。中央大も果敢に攻めるが、早稲田の堅い守りの前に決定的なチャンスを作れない。ラスト1分、早稲田に対し、中央大が積極的にプレスをかけるが一歩及ばず、長い笛がコートに鳴り響いた。スコア1-0で早稲田が準決勝戦に駒を進めた。
■1回戦・第2試合
国士舘大学・獨協大学合同チーム(白) 対 青山学院大学(緑)
前半
混戦のグラウンドボールから始まり、序盤は国士舘大学・獨協大学合同チーム(以下、国士・獨協)ペースのまま進み、#22中嶋の豪快なシュートにより国士・獨協が先制。だが青山学院大学(以下、青学)も動じることなく、その後は両者譲らぬ攻防を繰り広げられていたが、またも国士・獨協の#22中嶋がシュートを決め、国士・獨協の流れのまま、2-0で前半が終了。
後半
後半は青学が積極的に仕掛け、数多くのシュートを放つが惜しくもゴーリーの好セーブ阻まれる。それでも攻め続け、試合終了間際に青学#49徳永がランニングシュートを決め反撃するも、あと一歩及ばず、2-1で国士・獨協が逃げ切り、ベスト4進出。
■1回戦・第3試合
東京大学(白) 対 東京理科大学・千葉大学・成蹊大学合同チーム(黒)
前半
試合開始のフェイスオフを東京理科大学・千葉大学・成蹊大学合同チーム(以下、理科・千葉・成蹊)が勝ち取り、開始早々猛攻を始めるも、東京大学(以下、東京大)の堅い守りを打ち砕くことができず、両者譲らぬ激しい攻防が続く。しかし前半終了間際に東京大が細かくパスを繋ぎ、#95佐々木が落ち着いて決め、ついに試合が動き、東京大が1-0とリードし前半が終了。
後半
後半も試合の流れを掴んだ理科・千葉・成蹊は落ち着いたパス回しから何度もシュートを放つが#14のシュートはポストに当たるもゴールネットを揺らすことはできず。だが、この押せ押せムードの中で#23足立が豪快なシュートを決め、試合を振り出しに戻す。1-1で後半が終了したため、フリーシュートによるサドンビクトリーに突入。
サドンビクトリー(フリーシュート特別ルール)
両者の好セーブが続き、試合が決まったのは7本目。先攻の東京が外すと、後攻の理科・千葉・成蹊がパスを繋いでシュートを決めた。理科・千葉・成蹊がベスト4進出。
■1回戦・第4試合
東洋大学・武蔵大学合同チーム(白) 対 上智大学・明治学院大学合同チーム(赤)
前半
試合開始早々、上智大学・明治学院大学合同チーム(以下、上智・明学)の#29照井が得点を挙げる。東洋大学・武蔵大学合同チーム(以下、東洋・武蔵)もフェイスオフから攻撃の流れを生み出しゴールに迫るが、上智・明学の堅固な守備の前になかなかシュートまで繋げられない。上智・明学は防戦を強いられつつも着実に決定機を生み出すが、決めきることが出来ず、両者流れを引き寄せきれないまま、0-1で前半を終えた。
後半
東洋・武蔵#11宮澤がボールを持つと、鋭いステップで相手をかわし、倒れこみながらシュート。これが決まり、ついに同点となる。東洋・武蔵#71が見事なグラウンドボールから、フィールド中央を駆け上がり、そこで上智・明学が痛恨のファールを犯す。フリーシュートを武蔵・東洋#1狩野が豪快に叩き込み、逆転を果たす。上智・明学も激しいプレッシャーでボール奪取を図るが、攻撃に繋げる寸前で試合終了。2-1で東洋・武蔵が勝利した。
■準決勝戦・第1試合
早稲田大学(白) 対 国士舘大学・獨協大学合同チーム(紫)
前半
国士舘大学・獨協大学合同チーム(以下、国士・獨協)#24がフェイスオフを勝ち取り始まった準決勝戦第1試合。フェイスオフこそ獲られたものの、早稲田大学(以下、早稲田)も負けじとボールを取り返し、両者譲らぬ展開となる。前半8分、均衡を破ったのは早稲田#13森松のランニングシュート。得点後のフェイスオフは早稲田が獲り、早稲田優勢のまま、1-0で前半終了。
後半
国士・獨協#4の華麗なグラウンドボールから後半スタート。1点を追う国士・獨協の激しい攻めの前に早稲田の堅い守りが立ちはだかる。国士・獨協は、オフサイドによりフリーシュートを与えてしまうが、早稲田はこれをゴールポストに当ててしまい点差は変わらず1点差。その後も激しい攻防を繰り広げるが両者一歩も譲らず、前半の1点が決勝点となり1-0で早稲田大学が勝利した。
両者ともに2年生とは思えぬ非常に上手いプレーで会場を沸かせた。
■準決勝戦・第2試合
東京理科大学・千葉大学・成蹊大学合同チーム(白) 対 東洋大学・武蔵大学合同チーム(緑)
東京理科大学・千葉大学・成蹊大学(以下、理科・千葉・成蹊)は、#0佐々木が2点、#23森谷が1点、#89白井が1点と、ゴールを決める。東洋大学・武蔵大学合同チーム(以下、東洋・武蔵)は、#11宮澤、#24原田が1点ずつゴールを決める。
ゴールの奪い合いになった準決勝戦第2試合は、前半1-2、後半1-2の、計2-4で、東洋・武蔵が勝利した。
Text by 日本学生ラクロス連盟東日本支部執行部・井出啓樹、田部井翔馬、山岡元気、福与誠也、永山航
Photo by 日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー・海藤秀満、同広報部(関東地区)・上原佑介
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