国際交流報告：Team fun・香港オープン2017（女子の部）

2017/05/23

　2017年4月14日（金）～16日（日）にかけて、女子クラブチームのFun（ファン）を中心とした有志18名が、Team fun（チームファン）として、香港オープン2017（HONGKONG LACROSSE OPEN 2017）に参加しました。

［左：プレイオフ後終了後。お互い笑顔です／右：試合会場は海辺で、人工芝のフィールドは気持ちいいです］

　2015年から開催されているHONGKONG LACROSSE OPEN。今年の会場は、HKU Stanley Ho Sport Centre Pitchでした。
　日本の女子チームとしては今回が初めての挑戦となりました。このチームは、元日本代表や1995年の世界大会に出場したメンバーに加え、クラブリーグ（社会人・女子）で過去から現在まで活躍したプレーヤーを含み、特別編成チーム・Team fun として結成。平均年齢はなんと43.9才。

　気温28度・湿度70％を超える天気の中、Team fun は4チームと対戦。初日はHONG KONG YOUTH ACADEMY、SINGAPORE TEAMと対戦。 1対1で攻撃してくる相手チームからボールを奪うと、経験とスキルで上回るTeam fun は得点を重ね、HONG KONG YOUTH ACADEMYに8-3、SINGAPORE TEAMに7-4と連勝し、初日を終えました。
　2日目、初戦は7月の第10回FIL女子ワールドカップに出場するHONG KONG REPRESENTATIVE TEAMと対戦。躍動するフィールドワークで攻撃され、失点を許し1-18と敗戦するものの、2戦目のCHINA TEAMには攻守にわたりパスワーク、フィールドワークともに上回り、8-1で勝利。FINALに進むことになりました。

　2日目の夜に開催されたレセプションパーティーでは、美味しい食事を頂くとともに、各国のプレーヤーと交流しました。

　最終日、30度を越える気温の中、再度HONG KONG REPRESENTATIVE TEAMと対戦。巧みなパスワークでの攻撃にチームワークの良いディフェンスで対抗。初戦では大敗を帰したものの善戦するも、1-9で敗れ優勝はなりませんでした。

　SMILEを合言葉に、日本と香港、2つの国のそれぞれで拠点を持ち、そしてラクロスが好きで新旧時代を超えた有志チーム、Team funの挑戦は準優勝で幕を閉じました。

　対戦相手となった各国を代表するチームからは、Over40のプレーヤー率いるTeam Funを賞賛していただき、SMILEあふれる大会となったのではないかと思います。
　特に、表彰された笹部選手のウッドスティックは、各国の選手から注目を浴び、スチールスティックに劣らないスティックワークに驚かれていました。日本からアジアの各国へ、少しでもラクロスの文化を伝えられたのではないでしょうか。そして、我々もアジアのハングリーな若い選手から良い刺激を受けて、さらに「日本でまだまだできる！」と帰国の途に就いたのでした。

　Lacrosse Makes Friends with SMILE！

　最後に、この大会に参加することを認めてくださった香港ラクロス協会、および、この大会の全ての関係者の方にお礼を申し上げたいと思います。心から感謝しております。

　＊香港ラクロス協会・香港ラクロスオープン2017　（外部サイトが開きます）
　＊香港ラクロスオープン・Facebookページ　（外部サイトが開きます）

■行事風景
　初日の初戦・香港学生チームに快勝したTeam fun。ここから、プレイオフを含めて計5試合を戦うこの大会では１日2試合を消化します。メディカルテントでマッサージを受けたり、リラックスしながら試合を待ちました。