第18回北海道学生ラクロスリーグ戦(決勝戦・男子)
2012/11/01
日時:2012年10月14日(日) 11:00試合開始
場所:北海道(札幌市)・札幌市円山競技場
北海道大学(白) vs 北海学園大学(青)
スコア
審判員
ゲームレポート
例年雨に見舞われる決勝戦だが、今年は太陽の日差しが眩しい中行われた第18回北海道学生ラクロスリーグ戦男子決勝戦。昨年の野幌総合運動公園から札幌市円山競技場に場所を移して開催された。2000年以降優勝が続いている北海道大学(以下、北大)と1999年以来の優勝を目指す北海学園大学(以下、学園)の戦い。
第1クォーター(以下、1Q)
フェイスオフ。北大のイリーガルプロシージャーにより学園ボール。しかしパスミスから北大ボールへ。北大AT#99松本がゴール裏からゴール左横のMF#21加藤へパス。シュートを放つと、この時学園のホールディングのファールがありエキストラマンオフェンスのチャンス。パスミスからグラウンドボールになり混雑した中、北大MF#21加藤がボールをすくい、トップにいたMF#23片平がパスを受けミドルシュート。北大が先制点を挙げる。
フェイスオフ後しばらく学園のポゼッションが続く。北大のクリアになっても、堅いライドでクリアを阻止し続けると、北大のホールディングのファールによりエキストラマンオフェンスのチャンスを獲得。しかし学園MF#11鈴木のミドルシュートも北大G#3田森の好セーブで無失点に抑える。
その後は両チーム一進一退の攻防が続き無失点に終わる。
第2クォーター(以下、2Q)
まずボールを獲得したのは学園。MFの1対1から北大ディフェンス陣を崩そうとするもなかなか突破できずストーリングの警告。ボールダウンしてポゼッションを失ってしまう。
このクウォーターが動いたのは6:47。学園MF#11鈴木がゴール右横から1対1でディフェンスが離れた一瞬のすきを突きシュート。同点に追いつく。
しかしその5分後、学園はスラッシングとホールディングのファールによりツーマンダウンディフェンスのピンチ。するとトップからパスを受けた北大AT#99松本が追加点となるゴール。ここで流れが北大に傾きかける。得点から3分経過しないうちに、ゴール裏から右横でパスを受けた北大AT#11藤嶋が学園を突き放す3点目を決める。
その後も北大は次々と学園ゴールへ襲い掛かるも、学園G#7鎌田の好セーブもあり、両チーム得点入らず前半を終える。
第3クォーター(以下、3Q)
北大はAT#11藤嶋のスティックがイリーガルクロスと判定され3分間のマンダウンディフェンス。チャンスを得た学園は開始32秒、パス回しからトップでパスを受けた学園MF#23飯原のミドルシュートで1点差に迫るゴール。得点3-2。
会場の雰囲気も学園に傾き、学園MF#5伊藤を中心に北大ゴールを狙う。しかし学園の流れを断ち切ったのは北大AT#11藤嶋だった。ゴール左横の北大AT#5工藤からクリースでパスを受けシュート。再び2点差となる。さらにその5分後、ゴーリーセーブからボールを受けた北大DF#80田中がハーフラインを越え、そのまま北大AT#11藤嶋へパス。藤嶋はディフェンスをかわしシュート。自身この試合3点目となるゴールで得点は5-2。
その後は均衡した試合のまま3Qを終える。
第4クォーター(以下、4Q)
北大3点リードのまま最終クウォーターへ。最初にボールを獲得したのは学園。ゴール裏の学園AT#3佐藤からトップでボールを受けた学園MF#22中谷がシュート。これが決まり5-3となる。
しかし北大もそう簡単に流れを渡さない。ゴール右横からパスを受けた北大MF#6林が右上からランニングシュートで得点。点差を詰めさせない。さらに2分後、北大の堅いライドにより学園がボールダウンし、ターンオーバーとなってボールはゴール右横にいた北大AT#99松本へ。学園DF陣の戻りがなくフリーのままシュート。ダメ押しとなる7点目を決める。
その後、学園は北大を攻めたてるも得点できず、ここで試合終了のホイッスル。
結果は7-3で北大の勝利となった。両チームともひとつひとつのチャンスをしっかりものにし得点を決めていた。シュート数も北大33本・学園28本とそう大差はなかった。北大のシュートの決定率が上回ったのであろう。
天気にも恵まれ両チームとも素晴らしいプレーが随所に見られ、例年以上に白熱した良い試合であった。北大には北海道代表としての誇りを持ち、さらに頑張ってほしい。
(北海道大学が出場する大学選手権大会・準決勝戦は、11月23日(金祝)に東京・大井ふ頭中央海浜公園第2球技場で行われます)
*フォトギャラリー「2012北海道学生リーグ戦」はこちらへ
・Text:日本学生ラクロス連盟北海道支部広報委員会・遠藤崇(小樽商科大学)
・Photo:日本学生ラクロス連盟北海道支部広報委員会・宮島誠也(北海道大学) 、日本ラクロス協会広報部・前田浩一
場所:北海道(札幌市)・札幌市円山競技場
北海道大学(白) vs 北海学園大学(青)
スコア
チーム
|
1Q
|
2Q
|
3Q
|
4Q
|
TOTAL
|
北海道大学
|
1
|
2
|
2
|
2
|
7
|
北海学園大学
|
0
|
1
|
1
|
1
|
3
|
審判員 | 櫻田 克 |
渡部 大和 | |
岸本 貴博 | |
倉野 大基 |
例年雨に見舞われる決勝戦だが、今年は太陽の日差しが眩しい中行われた第18回北海道学生ラクロスリーグ戦男子決勝戦。昨年の野幌総合運動公園から札幌市円山競技場に場所を移して開催された。2000年以降優勝が続いている北海道大学(以下、北大)と1999年以来の優勝を目指す北海学園大学(以下、学園)の戦い。
第1クォーター(以下、1Q)
フェイスオフ。北大のイリーガルプロシージャーにより学園ボール。しかしパスミスから北大ボールへ。北大AT#99松本がゴール裏からゴール左横のMF#21加藤へパス。シュートを放つと、この時学園のホールディングのファールがありエキストラマンオフェンスのチャンス。パスミスからグラウンドボールになり混雑した中、北大MF#21加藤がボールをすくい、トップにいたMF#23片平がパスを受けミドルシュート。北大が先制点を挙げる。
フェイスオフ後しばらく学園のポゼッションが続く。北大のクリアになっても、堅いライドでクリアを阻止し続けると、北大のホールディングのファールによりエキストラマンオフェンスのチャンスを獲得。しかし学園MF#11鈴木のミドルシュートも北大G#3田森の好セーブで無失点に抑える。
その後は両チーム一進一退の攻防が続き無失点に終わる。
第2クォーター(以下、2Q)
まずボールを獲得したのは学園。MFの1対1から北大ディフェンス陣を崩そうとするもなかなか突破できずストーリングの警告。ボールダウンしてポゼッションを失ってしまう。
このクウォーターが動いたのは6:47。学園MF#11鈴木がゴール右横から1対1でディフェンスが離れた一瞬のすきを突きシュート。同点に追いつく。
しかしその5分後、学園はスラッシングとホールディングのファールによりツーマンダウンディフェンスのピンチ。するとトップからパスを受けた北大AT#99松本が追加点となるゴール。ここで流れが北大に傾きかける。得点から3分経過しないうちに、ゴール裏から右横でパスを受けた北大AT#11藤嶋が学園を突き放す3点目を決める。
その後も北大は次々と学園ゴールへ襲い掛かるも、学園G#7鎌田の好セーブもあり、両チーム得点入らず前半を終える。
第3クォーター(以下、3Q)
北大はAT#11藤嶋のスティックがイリーガルクロスと判定され3分間のマンダウンディフェンス。チャンスを得た学園は開始32秒、パス回しからトップでパスを受けた学園MF#23飯原のミドルシュートで1点差に迫るゴール。得点3-2。
会場の雰囲気も学園に傾き、学園MF#5伊藤を中心に北大ゴールを狙う。しかし学園の流れを断ち切ったのは北大AT#11藤嶋だった。ゴール左横の北大AT#5工藤からクリースでパスを受けシュート。再び2点差となる。さらにその5分後、ゴーリーセーブからボールを受けた北大DF#80田中がハーフラインを越え、そのまま北大AT#11藤嶋へパス。藤嶋はディフェンスをかわしシュート。自身この試合3点目となるゴールで得点は5-2。
その後は均衡した試合のまま3Qを終える。
第4クォーター(以下、4Q)
北大3点リードのまま最終クウォーターへ。最初にボールを獲得したのは学園。ゴール裏の学園AT#3佐藤からトップでボールを受けた学園MF#22中谷がシュート。これが決まり5-3となる。
しかし北大もそう簡単に流れを渡さない。ゴール右横からパスを受けた北大MF#6林が右上からランニングシュートで得点。点差を詰めさせない。さらに2分後、北大の堅いライドにより学園がボールダウンし、ターンオーバーとなってボールはゴール右横にいた北大AT#99松本へ。学園DF陣の戻りがなくフリーのままシュート。ダメ押しとなる7点目を決める。
その後、学園は北大を攻めたてるも得点できず、ここで試合終了のホイッスル。
結果は7-3で北大の勝利となった。両チームともひとつひとつのチャンスをしっかりものにし得点を決めていた。シュート数も北大33本・学園28本とそう大差はなかった。北大のシュートの決定率が上回ったのであろう。
天気にも恵まれ両チームとも素晴らしいプレーが随所に見られ、例年以上に白熱した良い試合であった。北大には北海道代表としての誇りを持ち、さらに頑張ってほしい。
(北海道大学が出場する大学選手権大会・準決勝戦は、11月23日(金祝)に東京・大井ふ頭中央海浜公園第2球技場で行われます)
*フォトギャラリー「2012北海道学生リーグ戦」はこちらへ
・Text:日本学生ラクロス連盟北海道支部広報委員会・遠藤崇(小樽商科大学)
・Photo:日本学生ラクロス連盟北海道支部広報委員会・宮島誠也(北海道大学) 、日本ラクロス協会広報部・前田浩一
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