第23回関西学生ラクロスリーグ戦(決勝戦・女子)
2012/11/12
日時:2012年11月10日(土) 11:00試合開始
場所:大阪(大阪市)・長居第2陸上競技場
同志社大学(白) vs 大阪国際大学(青)
スコア
得点者
審判員
ゲームレポート
冬の寒さを感じさせる、寒々とした曇り空のもと、第23回関西学生ラクロスリーグ戦女子決勝戦、同志社大学(以下、同志社)対大阪国際大学(以下、大国)の試合を11月10日・長居第2陸上競技場において開催した。関西制覇をかけた戦いが今始まる。
試合開始直後、ドローを獲ったのは大国。序盤から攻めの姿勢を見せ、#15中野がシュートを決める。同志社は焦ることなく、#24中尾が1点を取り返す。しかし、ここから大国が強さを見せつける。開始5分大国#15中野が華麗なパス回しで見事なシュートを決め、続いて#12藤田が切れのあるダッチでまたも追加点。このまま大国にリードを広げられるかと思われた同志社だったが、自チームのゴーリーからクリアで一気にゴール前までつなぐ。ゴール前で大国はファウルを繰り返し、同志社はフリーシュートのチャンスを得る。ここで点差を縮めたい同志社は、確実にフリーシュートで加点。これで勢いに乗った同志社は、威力のあるミドルシュートを#15柴田がゴールに叩き込んだ。
流れを掴んだ同志社はその後も点を重ねた。攻める同志社のプレーに会場の観客は沸いたが、まさかのインザクリースよってノーゴールの判定が出ると、ここから試合は大国のものとなる。同志社のファウルで大国のフリーポジションとなり、#7辻のシュートがゴールネットを突き刺した。大国は得意のドローをダイレクトで獲りゴール前までパスを繋げると、#13茶谷がスピードに乗ったままシュートを放ちゴールネットを揺らした。
ここから両者ともに流れを掴むことができず、ファウルを繰り返す。残り時間がわずかな中、同志社#10木村(有)がシュートを撃つも、ポールに弾かれてしまうが、そのボールをすかさず獲った#22河原林のシュートが前半最後の追加点となり5-5で前半終了となった。
同点で迎えた後半、最初にドローを制したのは大国。後半開始30秒#12藤田による追加点。その勢いに続き、またもや点を上げ、大国は後半開始直後に2点リードという有利な試合運びとなる。同志社も攻めるが、なかなか点に結びつかない。しかし、大国のファウルによりフリーシュートのチャンスが与えられ、このシュートを#15柴田がものにした。
その後、互いに点を奪い合う接戦が続いたが、更に点を加えたい両チームは焦りからファウルが重なり思い通りの攻撃ができない。
この均衡状態を先に破ったのは同志社。#24中尾が同点となるシュートを決めるとそれに続いて#10木村(有)が10点目をあげ会場がどよめいた。
大国の追撃を許したくない同志社は洗練された的確なパス回しで大国ボールにすることを許さない。なんとか得点に繋げたい大国はボールを奪ってゴールに向かうも、同志社の賢固なディフェンスにボールを奪われ試合終了。10-9で同志社の勝利となった。
最後まで戦い抜いた両者に大きな拍手が贈られた。この試合に勝利し、関西を制した同志社は全日本大学選手権へ駒を進めた。負けた大国の想いを胸に熱い戦いを繰り広げてくれることを期待したい。
(同志社大学が出場する大学選手権大会・準決勝戦は、11月23日(金・祝)に、大阪・鶴見緑地球技場で行われます)
*フォトギャラリーには他にも多くの写真を掲載しています。
フォトギャラリー「2012関西学生リーグ戦」はこちらへ
・Text:日本学生ラクロス連盟西日本支部 広報委員会ゲームレポート班・川島美樹(京都橘大学)、小泉花帆(関西学院大学)、染井汐美(大阪学院大学)、藤中ひかる(帝塚山大学)
・Photo:日本ラクロス協会広報部次長(関西地区)・中山崇
場所:大阪(大阪市)・長居第2陸上競技場
同志社大学(白) vs 大阪国際大学(青)
スコア
チーム
|
前半 | 後半 |
TOTAL
|
同志社大学
|
5
|
5
|
10
|
大阪国際大学
|
5
|
4
|
9
|
同志社大学 | 大阪国際大学 |
#10 木村 有希 (2)
|
#12 藤田 陽子 (3) |
#15 柴田 佳江 (2) | #15 中野 佑香 (3) |
#22 河原林 紘子 (2) | #7 辻 華子 (2) |
#24 中尾 彩 (2)
|
#13 茶谷 美幸 (1) |
#5 山本 ひかり (1)
|
- |
#56 冨尾 紗希 (1)
|
- |
主審 | 阿部 裕子 |
副審 | 松本 美奈子 |
山田 章子 | |
川口 桃恵 |
冬の寒さを感じさせる、寒々とした曇り空のもと、第23回関西学生ラクロスリーグ戦女子決勝戦、同志社大学(以下、同志社)対大阪国際大学(以下、大国)の試合を11月10日・長居第2陸上競技場において開催した。関西制覇をかけた戦いが今始まる。
試合開始直後、ドローを獲ったのは大国。序盤から攻めの姿勢を見せ、#15中野がシュートを決める。同志社は焦ることなく、#24中尾が1点を取り返す。しかし、ここから大国が強さを見せつける。開始5分大国#15中野が華麗なパス回しで見事なシュートを決め、続いて#12藤田が切れのあるダッチでまたも追加点。このまま大国にリードを広げられるかと思われた同志社だったが、自チームのゴーリーからクリアで一気にゴール前までつなぐ。ゴール前で大国はファウルを繰り返し、同志社はフリーシュートのチャンスを得る。ここで点差を縮めたい同志社は、確実にフリーシュートで加点。これで勢いに乗った同志社は、威力のあるミドルシュートを#15柴田がゴールに叩き込んだ。
流れを掴んだ同志社はその後も点を重ねた。攻める同志社のプレーに会場の観客は沸いたが、まさかのインザクリースよってノーゴールの判定が出ると、ここから試合は大国のものとなる。同志社のファウルで大国のフリーポジションとなり、#7辻のシュートがゴールネットを突き刺した。大国は得意のドローをダイレクトで獲りゴール前までパスを繋げると、#13茶谷がスピードに乗ったままシュートを放ちゴールネットを揺らした。
ここから両者ともに流れを掴むことができず、ファウルを繰り返す。残り時間がわずかな中、同志社#10木村(有)がシュートを撃つも、ポールに弾かれてしまうが、そのボールをすかさず獲った#22河原林のシュートが前半最後の追加点となり5-5で前半終了となった。
同点で迎えた後半、最初にドローを制したのは大国。後半開始30秒#12藤田による追加点。その勢いに続き、またもや点を上げ、大国は後半開始直後に2点リードという有利な試合運びとなる。同志社も攻めるが、なかなか点に結びつかない。しかし、大国のファウルによりフリーシュートのチャンスが与えられ、このシュートを#15柴田がものにした。
その後、互いに点を奪い合う接戦が続いたが、更に点を加えたい両チームは焦りからファウルが重なり思い通りの攻撃ができない。
この均衡状態を先に破ったのは同志社。#24中尾が同点となるシュートを決めるとそれに続いて#10木村(有)が10点目をあげ会場がどよめいた。
大国の追撃を許したくない同志社は洗練された的確なパス回しで大国ボールにすることを許さない。なんとか得点に繋げたい大国はボールを奪ってゴールに向かうも、同志社の賢固なディフェンスにボールを奪われ試合終了。10-9で同志社の勝利となった。
最後まで戦い抜いた両者に大きな拍手が贈られた。この試合に勝利し、関西を制した同志社は全日本大学選手権へ駒を進めた。負けた大国の想いを胸に熱い戦いを繰り広げてくれることを期待したい。
(同志社大学が出場する大学選手権大会・準決勝戦は、11月23日(金・祝)に、大阪・鶴見緑地球技場で行われます)
*フォトギャラリーには他にも多くの写真を掲載しています。
フォトギャラリー「2012関西学生リーグ戦」はこちらへ
・Text:日本学生ラクロス連盟西日本支部 広報委員会ゲームレポート班・川島美樹(京都橘大学)、小泉花帆(関西学院大学)、染井汐美(大阪学院大学)、藤中ひかる(帝塚山大学)
・Photo:日本ラクロス協会広報部次長(関西地区)・中山崇
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