一般社団法人日本ラクロス協会　アーカイブサイト「.Relax」

2013年8月17日（土）、愛知県（名古屋市）・港サッカー場にて、第22回東海学生ラクロスリーグ戦、女子開幕戦を真夏の暑い日差しの中、多くの観客に見守られる中で行った。昨年度東海地区の優勝校であり、東海地区初の全日本大学選手権大会準優勝を果たした金城学院大学（以下、金城） 対 昨年度2部で見事1位となり1部へ昇格し、さらなる飛躍を目指す至学館大学（以下、至学館）の試合となった。

［左：金城学院大学／右：至学館大学］

スコア

チーム	前半	後半	TOTAL
金城学院大学	8	10	18
至学館大学	1	4	5

得点者

金城学院大学	至学館大学
#25　永田 知美 (6)	#26　奥村 佳那子 (2)
#48　冨山 麻里子 (4)	#0　辻尾 若菜 (1)
#36　内山 真依 (3)	#22　広瀬 舞鈴 (1)
#14　澤木 志歩 (2)	#31　日沖 美紀 (1)
#0　縣 瑛里香 (1)	－
#4　松本 瑠奈 (1)	－
#39　神谷 早央里 (1)	－

審判員

主審	山田 ひとみ
副審	藤井 真智子
	飯尾 栄里
	榊谷 彩香

ゲームレポート


金城#4松本と至学館#3長谷川によるドローにより試合が開始された。
開始早々、金城が一気に至学館ゴールに詰め寄り1対1を仕掛ける。しかし至学館も負けじと#31日沖がボールをキープし、攻めあげる。そして金城のファールからフリーシュートのチャンスを得たが、ゴーリーに阻まれ得点ならず。そこからターンオーバーであっという間に金城がゴール前までボールを運び、#36内山が初得点を決めた。
その後、チャンスはあってもシュートを決められない至学館に対し、グラウンドボールに素早く反応しマイボールにする金城が確実な攻めを見せた。中盤からいっきに駆け上がって#48冨山が2点目を決めると、さらに#0懸が得点を重ね試合開始10分でスコアを3－0とした。
ウォーターブレイクタイムアウトを挟み、試合は再開。相変わらず金城は安定したボール運びで、至学館ゴールを攻める。#4松本のシュートをゴーリーの#8志村がセーブするが、#14澤木がフリーシュートを確実に決め金城が4点目。至学館がタイムアウトを取り、何とか流れを変えようとするも、シュートが決まらない。その間に金城の#14澤木が3人のディフェンスをスルスルとかわし、シュート。さらに#25永田がフリーシュートを確実に決め、点差は6－0と広がった。
その後至学館は、必死のディフェンスでボールを落とさせるもマイボールにできず、苦戦を強いられる。対する金城は#25永田が先ほどに続きフリーシュートを決め7点目をあげる。ここで点差が広がるのをくい止めたい至学館はドローを奪いチャンスを作る。そして#26奥村がゴール裏から1対1を仕掛け、至学館が初得点をあげる。しかし流れを譲らない金城は、すかさず#48冨山が1点を返し、前半終了。至学館は点差を縮められないまま8－1の金城リードでハーフタイムを迎えた。

そして迎えた後半、金城は前半の勢いのまま至学館ゴールに襲い掛かり、#25永田、#4松本が続けて得点。点差を10－1とさらに大きなものに。対する至学館は#3長谷川を中心に流れを変えにかかる。そして#31日沖から#0辻尾にパスが通り、1－1でシュートを決め、2点目をあげる。しかし、取られたらすぐに取り返す金城は#25永田がすかさずシュート。
その後クリアがなかなかあがらず苦戦した至学館だが、勢いを取り戻し#22広瀬がフリーシュートを決め3点目。だがその流れを断ち切る様に金城の#39神谷、#48冨山がシュートを決め、13－3に。
ウォーターブレイクを挟んでさらに金城が5得点を追加し、18－3と確実に点差を広げた。しかし至学館は果敢にゴールをねらい続け、残り時間1分で#31日沖がフリーシュートを決め4得点目。さらに勢いを殺さず#26奥村がドローからいっきに金城ゴールに走り込み1－1で5点目をあげ意地を見せる。しかし、至学館の反撃もここまで。圧倒的な差を見せつけた金城は18－5で至学館に勝利した。


  ・Text：日本学生ラクロス連盟東海支部　広報委員会・真鍋つばさ（中京大学）
・Photo：日本ラクロス協会事務局（東海地区）・小保方智行