第24回ラクロス国際親善試合(女子戦)ゲームレポート
2013/06/16
日時:2013年6月2日(日) 13:00試合開始
場所:東京・江戸川区陸上競技場
日本代表(白) vs 米・Boston大学(赤)
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ゲームレポート
2013年6月2日(日)、東京都(江戸川区)・江戸川区陸上競技場にて第24回ラクロス国際親善試合を行った。女子日本代表(以下、日本)の青いユニフォームが栄える晴天だ。
最初のドローを制したのは、アメリカ・BOSTON大学(以下、BOSTON)。飛び出しやグラウンドボールの寄りは圧倒であった。
開始1分が経過しようとしている時に、BOSTONのフリースペーストゥーゴールへの侵害から、日本ボールとなる。混戦からゴール前でフリーであった#6小堀へパスが渡り、そのままシュート。先制点をあげる。
3分22秒にはBOSTONの初シュートが撃たれた。外れたものの、日本とは違う迫力に、会場が沸く。その後、相手のフリースペーストゥーゴールへの侵害から日本にフリーシュートが与えられる。得点にはならなかったがプレーの流れは日本になり、8分58秒#11和田がゴール裏からのフィードパスに合わせシュート、11分13秒には#17剱持のシュート。日本は3-0とリードを広げる。
その後ドローからBOSTONのブレークをうける日本であったが、ダブルディフェンスを積極的に組み、ナイスディフェンスをみせる。13分17秒には、BOSTONのデンジャラスチェックにより、イエローカードがでる。#11和田がフリーシュートから日本の4点目をあげる。その後のドローから#17高野がナイスキープをみせ、相手のデンジャラスチェックをさそう。17分40秒、#7高野から#11和田へパスが渡りシュート。この時点で5-0と、日本は良い流れに乗る。
しかし、20分ごろ、BOSTONのシュートが外れたものの、チェイスで再びBOSTONボールになる。20分20秒、BOSTONの初得点がきまる。その後のドローからブレークをうける日本だが、日本のゴーリーがナイスセーブをみせる。そのリバウンドをBOSTONが獲ると、日本の#13渡辺と#21渋谷がダブルディフェンスを組み、ボールを奪いにいく。しかしBOSTON#13Etrascoがボールキープを生かし二人のディフェンダーを切り抜け、#20Godettがシュートを決める。続いて、日本の3秒ルールのファールからBOSTON#26Mogaveroがシュート。3得点目が決められる。立て続けの失点から日本はタイムアウトをとるが、24分50秒にシュートを決められる。スコアは5-4。
その後のドローから#10井倉がボールキープしながら攻め、25分36秒、#6小堀が抜け出しそのままシュート、日本は6点目をあげ、6-4となる。しかし27分50秒、ゴール裏からのフィードパスにBOSTON#26Mogaveroがあわせシュート、6-5となる。
その後はファールやミスが度重なる。29分15秒にはBOSTONがシュートを撃ち、ネットが揺れるがこれは枠外。日本のゴーリーがマークを外し、パスを出したところで前半終了。
6-5、日本の1点リードで折り返しになる。
日本代表(6-5)BOSTON大学で後半が始まった。
後半最初のドローを制したのは日本。パスを繋げ、後半開始早々ゴール前でのパス回しが展開される。#6小堀がシュートを撃つがゴール前が混んでいてシュート速度が落ち、ゴーリーにセーブされてしまい、BOSTONのボールになる。
1点差だがそこから流れを掴み、点を獲りたいBOSTONだったがフリースペーストゥーゴール、ブロッキングなどのファールにより、またも日本にシュートのチャンスを譲ることになる。後半約4分、#8水戸がBOSTONのディフェンスを抜きシュートを決め、点差を2点に広げた。
その後、BOSTONゴーリーがインターセプトをするなど大いに活躍し、点を獲るチャンスがきたBOSTONだったが、日本のゴーリーも負けじとインターセプトを狙いフィールドにボールをパス。しばらくBOSTONの、攻めのディフェンスに阻まれていた日本だったが、#14稗田が高めのパスからそのままクイックシュートを決め、またもボストンは3点差と離されてしまう。次からは確実にシュートを狙っていきたいBOSTONはここでタイムアウトを取る。
タイムアウトが終わり、流れを変えたのはBOSTONだった。ドローを獲ったがパスミスで日本にボールを獲られるもゴーリー#36Sheridanがシュートをセーブ。デンジャラスチェックで相手にボールを渡すが、日本のダウンボールを奪い、後半9分#26MogaveroがBOSTON後半初のシュートを決めた。ここから攻めの姿勢を見せたBOSTONは、途中パスキャッチのミスが目立つ場面も見せるが#1Horka、#24Robins連続で得点を決め、同点に持ち込んだ。
その後、両チームとも譲らない試合展開が続く。同点に追いつかれた日本はボールへの執着を意識し、グラウンドボールの争いでボールを獲る、パスキャッチを確実に細かく回すなどして2得点を連続で獲るも、次の展開ではドローを連続で獲られ、ディフェンスもうまく機能せず1対1を抜かれ2得点を許してしまう。ここで日本代表のチームタイムアウト。
タイムアウト後、後半終了に近づき焦りを見せた日本はプッシングのファールを犯し、BOSTONにフリーシュートのチャンスを与えてしまう。チャンスを逃さなかったボストンはディフェンスにシュートを阻まれるも細かいパスキャッチを続け#1Horkaが本日3点目のシュートを決め10-11と1点リードした。
試合も残り数分、ドローを取ったBOSTONのダウンボールを#8水戸が逃さず取ると、一気に走ってゴール付近まで持ち込み、#11和田にパス。上からの勢いでディフェンスを1対1で抜きシュートを決め、ようやく11-11と同点に追いついた。
同点になり、1点でも点を獲り勝ちたい両チーム。BOSTONがドローを取りゴール前まで持っていくが日本の攻めのディフェンスによりパスミスが発生し攻撃を続けられない。一方、シュートのチャンスを掴んだ日本はBOSTONのディフェンスを抜けるためパス回しを続け#17剱持がシュートを撃つが枠外。試合残りわずかでチャンスを掴んだBOSTONはシュートを狙うがゴーリー#1富田にセーブされてしまい、ここでホイッスルが鳴り日本代表(11-11)BOSTON大学の同点で試合は終了した。
女子日本代表は、今後、6月16日(日)の親善試合(対 23歳以下オーストラリア代表)等の活動を行った後、7月11日から行われる第9回FIL女子ラクロスワールドカップに出場します。
■2013年度女子日本代表特設ページはこちらから
・Text:日本学生ラクロス連盟東日本支部広報委員会info班・木村希(横浜国立大学)、寺本稚菜(日本女子大学)、曾根田あかり(神田外語大学)
・Photo:日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー・海藤秀満、同広報部・前田浩一
場所:東京・江戸川区陸上競技場
日本代表(白) vs 米・Boston大学(赤)
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ゲームレポート
2013年6月2日(日)、東京都(江戸川区)・江戸川区陸上競技場にて第24回ラクロス国際親善試合を行った。女子日本代表(以下、日本)の青いユニフォームが栄える晴天だ。
最初のドローを制したのは、アメリカ・BOSTON大学(以下、BOSTON)。飛び出しやグラウンドボールの寄りは圧倒であった。
開始1分が経過しようとしている時に、BOSTONのフリースペーストゥーゴールへの侵害から、日本ボールとなる。混戦からゴール前でフリーであった#6小堀へパスが渡り、そのままシュート。先制点をあげる。
3分22秒にはBOSTONの初シュートが撃たれた。外れたものの、日本とは違う迫力に、会場が沸く。その後、相手のフリースペーストゥーゴールへの侵害から日本にフリーシュートが与えられる。得点にはならなかったがプレーの流れは日本になり、8分58秒#11和田がゴール裏からのフィードパスに合わせシュート、11分13秒には#17剱持のシュート。日本は3-0とリードを広げる。
その後ドローからBOSTONのブレークをうける日本であったが、ダブルディフェンスを積極的に組み、ナイスディフェンスをみせる。13分17秒には、BOSTONのデンジャラスチェックにより、イエローカードがでる。#11和田がフリーシュートから日本の4点目をあげる。その後のドローから#17高野がナイスキープをみせ、相手のデンジャラスチェックをさそう。17分40秒、#7高野から#11和田へパスが渡りシュート。この時点で5-0と、日本は良い流れに乗る。
しかし、20分ごろ、BOSTONのシュートが外れたものの、チェイスで再びBOSTONボールになる。20分20秒、BOSTONの初得点がきまる。その後のドローからブレークをうける日本だが、日本のゴーリーがナイスセーブをみせる。そのリバウンドをBOSTONが獲ると、日本の#13渡辺と#21渋谷がダブルディフェンスを組み、ボールを奪いにいく。しかしBOSTON#13Etrascoがボールキープを生かし二人のディフェンダーを切り抜け、#20Godettがシュートを決める。続いて、日本の3秒ルールのファールからBOSTON#26Mogaveroがシュート。3得点目が決められる。立て続けの失点から日本はタイムアウトをとるが、24分50秒にシュートを決められる。スコアは5-4。
その後のドローから#10井倉がボールキープしながら攻め、25分36秒、#6小堀が抜け出しそのままシュート、日本は6点目をあげ、6-4となる。しかし27分50秒、ゴール裏からのフィードパスにBOSTON#26Mogaveroがあわせシュート、6-5となる。
その後はファールやミスが度重なる。29分15秒にはBOSTONがシュートを撃ち、ネットが揺れるがこれは枠外。日本のゴーリーがマークを外し、パスを出したところで前半終了。
6-5、日本の1点リードで折り返しになる。
日本代表(6-5)BOSTON大学で後半が始まった。
後半最初のドローを制したのは日本。パスを繋げ、後半開始早々ゴール前でのパス回しが展開される。#6小堀がシュートを撃つがゴール前が混んでいてシュート速度が落ち、ゴーリーにセーブされてしまい、BOSTONのボールになる。
1点差だがそこから流れを掴み、点を獲りたいBOSTONだったがフリースペーストゥーゴール、ブロッキングなどのファールにより、またも日本にシュートのチャンスを譲ることになる。後半約4分、#8水戸がBOSTONのディフェンスを抜きシュートを決め、点差を2点に広げた。
その後、BOSTONゴーリーがインターセプトをするなど大いに活躍し、点を獲るチャンスがきたBOSTONだったが、日本のゴーリーも負けじとインターセプトを狙いフィールドにボールをパス。しばらくBOSTONの、攻めのディフェンスに阻まれていた日本だったが、#14稗田が高めのパスからそのままクイックシュートを決め、またもボストンは3点差と離されてしまう。次からは確実にシュートを狙っていきたいBOSTONはここでタイムアウトを取る。
タイムアウトが終わり、流れを変えたのはBOSTONだった。ドローを獲ったがパスミスで日本にボールを獲られるもゴーリー#36Sheridanがシュートをセーブ。デンジャラスチェックで相手にボールを渡すが、日本のダウンボールを奪い、後半9分#26MogaveroがBOSTON後半初のシュートを決めた。ここから攻めの姿勢を見せたBOSTONは、途中パスキャッチのミスが目立つ場面も見せるが#1Horka、#24Robins連続で得点を決め、同点に持ち込んだ。
その後、両チームとも譲らない試合展開が続く。同点に追いつかれた日本はボールへの執着を意識し、グラウンドボールの争いでボールを獲る、パスキャッチを確実に細かく回すなどして2得点を連続で獲るも、次の展開ではドローを連続で獲られ、ディフェンスもうまく機能せず1対1を抜かれ2得点を許してしまう。ここで日本代表のチームタイムアウト。
タイムアウト後、後半終了に近づき焦りを見せた日本はプッシングのファールを犯し、BOSTONにフリーシュートのチャンスを与えてしまう。チャンスを逃さなかったボストンはディフェンスにシュートを阻まれるも細かいパスキャッチを続け#1Horkaが本日3点目のシュートを決め10-11と1点リードした。
試合も残り数分、ドローを取ったBOSTONのダウンボールを#8水戸が逃さず取ると、一気に走ってゴール付近まで持ち込み、#11和田にパス。上からの勢いでディフェンスを1対1で抜きシュートを決め、ようやく11-11と同点に追いついた。
同点になり、1点でも点を獲り勝ちたい両チーム。BOSTONがドローを取りゴール前まで持っていくが日本の攻めのディフェンスによりパスミスが発生し攻撃を続けられない。一方、シュートのチャンスを掴んだ日本はBOSTONのディフェンスを抜けるためパス回しを続け#17剱持がシュートを撃つが枠外。試合残りわずかでチャンスを掴んだBOSTONはシュートを狙うがゴーリー#1富田にセーブされてしまい、ここでホイッスルが鳴り日本代表(11-11)BOSTON大学の同点で試合は終了した。
女子日本代表は、今後、6月16日(日)の親善試合(対 23歳以下オーストラリア代表)等の活動を行った後、7月11日から行われる第9回FIL女子ラクロスワールドカップに出場します。
■2013年度女子日本代表特設ページはこちらから
・Text:日本学生ラクロス連盟東日本支部広報委員会info班・木村希(横浜国立大学)、寺本稚菜(日本女子大学)、曾根田あかり(神田外語大学)
・Photo:日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー・海藤秀満、同広報部・前田浩一
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