第3回北海道クラブチームラクロスプレリーグ戦・開幕戦
2015/01/31
2014年9月15日(月祝)、心地よい秋晴れの中、北海道(札幌市手稲区)・前田森林公園球技場で、第3回北海道クラブチームラクロスプレリーグ戦の開幕戦を行い、Orcinus Orca(以下、Orca)とSpaceTravelerS(以下、STS)との両雄が相まみえた。
※北海道クラブチームラクロスプレリーグ戦
2014年は、男子でSpace TravelerS(スペーストラベラーズ)、Orcinus Orca(オルキヌスオルカ)、ALC HOOTERS(エーエルシーフーターズ)の3チームが出場し、1回戦総当たりのリーグ戦及び決勝戦を行う。
女子は、複数のチームによる交流戦を行っている。
スコア
得点者
1Q
先制点はOrca。#27千葉がこぼれ球を拾いシュートを放ち最初にネットを揺らす。対するSTSも#17福島のゴール裏からのフィードを#25錢谷が決めすかさず追いつく。STSはさらに#17福島が巧みなボールキープからゴールを決め加点。その後も、ゴール裏からのパスをゴール右隅に鮮やか流し込むなど、#21土田の3連続得点でOrcaを引き離しにかかる。その間もOrcaはゾーンディフェンスで対抗し粘りを見せていたが、STSが次々とシュートを繰り出しながらボールをポゼッションし、やや有利に試合を運び、1Qは1-5で終了する。
2Q
このクォーターも#4伊藤のゴール右隅に鋭く突き刺さるゴールでOrcaが先手を打つ。しかし、STSもゴール裏からゴール横にまくってきた#17福島の振り向きざまのシュートが決まりすぐさま対抗。その後は、コンパクトにゾーンで守るOrcaディフェンスをは崩せず、拮抗した時間が続く。
そんな中、STS#1衛藤の華麗なパスフェイクから、ゴール前でラストパスを受けた#11葛葉が冷静に押し込み均衡を破る。それでも2Q終了間際にOrca#9片岡がゴールを決め、3-7で前半が終了する。
3Q
開始早々、Orca#17鈴木のランニングシュートが決まり反撃を開始するも、その後は両チーム、エキストラマンオフェンスを決めきれず無得点が続く。Orcaはゴーリー#26奥山の好セーブとゾーンディフェンスで簡単には点差を広げさせない。
STSにボールを繋がれて最後は#17福島にゴールを奪われるが、エキストラマンオフェンスでOrca#11藤澤が得点。両者譲らない展開の中、Orca#4伊藤がパイプラインからまたもやゴール右隅に射抜き点差を詰め寄る。お互いに攻防が続くが、STSゴーリー#15鎌田の積極的なパスカットやチェイス参加もあり、以降は得点のないまま6-8とOrcaが巻き返した形で3Qを終える。
4Q
3Q終盤のSTSのファウルにより、Orcaのエキストラマンオフェンスで開始。そのチャンスをOrca#11藤澤が決め、ついに7-8とOrcaが1点差に追い上げる。STSもお返しとばかりに#11葛葉がエキストラマンオフェンスで強烈なシュートで得点。さらに#11葛葉が気合の入ったシュートが炸裂し連続得点で勢いに乗る。Orcaも#6本間がゴール左裏から駆け抜け、倒れこみながらのダイビングシュートを決め、シーソーゲームに拍車をかける。
ラスト10分。STSは#11葛葉がこの試合4点目となるゴールを上げ、逃げ切りを図る。エキストラマンオフェンスによりOrca#11藤澤が1点を返すも、それ以上は加点できずここで試合終了。熱闘の末、9-11でSTSが勝利を収めた。
この試合は、テクニックとパワーで押したSTSが勢いにのり、前半は優位に試合を進めた。しかし、若くて粘り強いOrcaも、後半に入り豊富な運動量とスピードを武器に攻勢を強め、白熱した試合となった。今回はSTSに軍配が上がったが、今後は他チームも含めて、勝利と浪漫を目指し、熾烈な戦いが繰り広げられるであろう。
・Text:日本ラクロス協会北海道地区内クラブチーム連盟・伊藤友介(ALC HOOTERS)
・Photo:日本ラクロス協会北海道地区内クラブチーム連盟・石川やす代(Space TravelerS)
※北海道クラブチームラクロスプレリーグ戦
2014年は、男子でSpace TravelerS(スペーストラベラーズ)、Orcinus Orca(オルキヌスオルカ)、ALC HOOTERS(エーエルシーフーターズ)の3チームが出場し、1回戦総当たりのリーグ戦及び決勝戦を行う。
女子は、複数のチームによる交流戦を行っている。
スコア
チーム
|
1Q
|
2Q
|
3Q
|
4Q
|
TOTAL
|
Orcinus Orca
|
1
|
2
|
3
|
3
|
9
|
Space TravelerS
|
5
|
2
|
1
|
3
|
11
|
Orcinus Orca | Space TravelerS |
#11 藤澤 正樹 (3) | #11 葛葉 大五郎 (4) |
#4 伊藤 貴文 (2) | #17 福島 佑介 (3) |
#6 本間 祐助 (1) | #21 土田 周人 (3) |
#9 片岡 義明 (1) | #25 錢谷 友輔 (1) |
#17 鈴木 (1) | - |
#27 千葉 (1) | - |
1Q
先制点はOrca。#27千葉がこぼれ球を拾いシュートを放ち最初にネットを揺らす。対するSTSも#17福島のゴール裏からのフィードを#25錢谷が決めすかさず追いつく。STSはさらに#17福島が巧みなボールキープからゴールを決め加点。その後も、ゴール裏からのパスをゴール右隅に鮮やか流し込むなど、#21土田の3連続得点でOrcaを引き離しにかかる。その間もOrcaはゾーンディフェンスで対抗し粘りを見せていたが、STSが次々とシュートを繰り出しながらボールをポゼッションし、やや有利に試合を運び、1Qは1-5で終了する。
2Q
このクォーターも#4伊藤のゴール右隅に鋭く突き刺さるゴールでOrcaが先手を打つ。しかし、STSもゴール裏からゴール横にまくってきた#17福島の振り向きざまのシュートが決まりすぐさま対抗。その後は、コンパクトにゾーンで守るOrcaディフェンスをは崩せず、拮抗した時間が続く。
そんな中、STS#1衛藤の華麗なパスフェイクから、ゴール前でラストパスを受けた#11葛葉が冷静に押し込み均衡を破る。それでも2Q終了間際にOrca#9片岡がゴールを決め、3-7で前半が終了する。
3Q
開始早々、Orca#17鈴木のランニングシュートが決まり反撃を開始するも、その後は両チーム、エキストラマンオフェンスを決めきれず無得点が続く。Orcaはゴーリー#26奥山の好セーブとゾーンディフェンスで簡単には点差を広げさせない。
STSにボールを繋がれて最後は#17福島にゴールを奪われるが、エキストラマンオフェンスでOrca#11藤澤が得点。両者譲らない展開の中、Orca#4伊藤がパイプラインからまたもやゴール右隅に射抜き点差を詰め寄る。お互いに攻防が続くが、STSゴーリー#15鎌田の積極的なパスカットやチェイス参加もあり、以降は得点のないまま6-8とOrcaが巻き返した形で3Qを終える。
4Q
3Q終盤のSTSのファウルにより、Orcaのエキストラマンオフェンスで開始。そのチャンスをOrca#11藤澤が決め、ついに7-8とOrcaが1点差に追い上げる。STSもお返しとばかりに#11葛葉がエキストラマンオフェンスで強烈なシュートで得点。さらに#11葛葉が気合の入ったシュートが炸裂し連続得点で勢いに乗る。Orcaも#6本間がゴール左裏から駆け抜け、倒れこみながらのダイビングシュートを決め、シーソーゲームに拍車をかける。
ラスト10分。STSは#11葛葉がこの試合4点目となるゴールを上げ、逃げ切りを図る。エキストラマンオフェンスによりOrca#11藤澤が1点を返すも、それ以上は加点できずここで試合終了。熱闘の末、9-11でSTSが勝利を収めた。
この試合は、テクニックとパワーで押したSTSが勢いにのり、前半は優位に試合を進めた。しかし、若くて粘り強いOrcaも、後半に入り豊富な運動量とスピードを武器に攻勢を強め、白熱した試合となった。今回はSTSに軍配が上がったが、今後は他チームも含めて、勝利と浪漫を目指し、熾烈な戦いが繰り広げられるであろう。
・Text:日本ラクロス協会北海道地区内クラブチーム連盟・伊藤友介(ALC HOOTERS)
・Photo:日本ラクロス協会北海道地区内クラブチーム連盟・石川やす代(Space TravelerS)
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