第17回ラクロス全日本クラブ選手権大会・準決勝戦(男子・関東会場)
2015/12/02
日時:2015年11月22日(日) 13:00試合開始
場所:東京都(品川区)・大井ふ頭中央海浜公園第2球技場
FALCONS(ファルコンズ・白) vs HELP(ヘルプ・緑)
得点者
審判員
ゲームレポート
冬の寒気が漂いながらも、晴れ間が見え隠れする秋の終わりにふさわしい気候の中、試合は行われた。
1Q
フェイスオフはFALCONS(以下、FAL)の#31・舟橋が制し、#5・石黒にパスすると、そのままミドルシュートをゴールに突き刺し、開始10秒で関東の洗礼を受ける形でスタートとなったHELP。
その後もフェイスオフを確実にポゼッションに繋げるFALは、ブレイクシュチュエーションを作り出し、2分に#91・本下、6分に#44・松下と得点。3-0となったところで、HELPはたまらずタイムアウト。だが、タイムアウト後も8分に#90・関根、12分に#44・松下、13分に#5・石黒、16分に#18・佐保田が得点を加えていく。
防戦一方であったHELPは、少ないポゼッションチャンスを#7・須田を起点にオフェンスしていくが、得点には繋がらず、FALのディフェンス陣のダブルチームにやられブレイクを作られ、なかなかポゼッション時間を高められない。
1Q、7-0のFALリードで2Qを迎える。
2Q
FALの勢いは止まらない。HELPは、止まらないオフェンスに対し、なかなかうまくディフェンスができずファールが増えてくる。その隙をしっかり決めてくるFAL。1分に#47・齋藤、8分に#91・本下、11分に#13・橋本が得点を決め、10-0と大差をつける。
一方、HELPは、12分に#6・芦本の得点でようやくポゼッションが実を結ぶ。
これが反撃の狼煙になるかと思いきや、ペースはまだFAL。16分に#91・本下が反撃を食い止め、2Qは点差を広げる形となった。
だが2Qだけのスコアは4-1。FALの攻撃を抑え始めるHELP。
3Q
ハーフタイムで行われたランダムスティックチェックにより、FALの#26・福澤のスティックがイリーガルと判定され、HELPの3分間のエキストラマンオフェンスに。
それを皮切りに3Q開始1分。HELPは#7・須田が得点。その後も2分に#6・芦本が点を決め、HELPの追い上げムード。
その後、5分にFAL#13・橋本に決められるが、直後にHELP#7・須田が得点。この後のフェイスオフ後、HELPの奥村ヘッドコーチがFAL#31・舟橋に対しスティックチェックの申請。ここでイリーガルスティックと判定され、またもやHELPの3分間エキストラマンオフェンスのチャンス。だが、このチャンスを活かしきれず、逆にブレイクを作られ、8分にFAL#5・石黒が得点。その後も、FALは12分に#90・関根 、14分に#13・橋本が得点。
HELPも3Q終了間際に#26・竹上が決め、このQだけのスコアはイーブン。
3Qだけのスコアは4-4。HELPが得点を重ね、2Qに引き続きFALの攻撃を4点に抑える。
4Q
再びFALペースに。
開始1分、FAL#44・松下がゴールを決め、4分にはHELPゴーリーがシュートを弾いてしまい、グラウンドボールで混戦の中のボールをFALがゴールに押し込み、インホームの得点。5分に#91・本下、6分に#97・土橋、8分に#22・夏目、9分に#74・高橋とFALは攻撃の手を緩めない。
HELPも、辛うじて10分に#9・和田が得点を返すが、FALの猛攻は止まらない。
その後も、11分に#74・高橋、13分に#22・夏目、15分に#47・齋藤、16分に#99・小原、19分に#1・大庭が得点し、大差を広げ、FALの圧勝となった。
4Qだけのスコアは11-1。FALが大量得点をし、HELPを圧倒した。
トータルスコアは、26-6でFALCONSの勝利。
4Q通して攻撃の勢いが止まらなかったFAL。大量得点で勝利するゲーム展開は、とても魅力的な試合となった。
一方、HELPも3Qに追い上げを見せるが力が及ばず。HELPの奥村HCの揺さぶりに対しても動じなかったFALに力の差を見せつけられてしまう形となった試合だった。来季、雪辱を果たす姿を見たいところだ。
ゲームフォト
Text:日本クラブチームラクロス連盟東日本支部・高橋昂洋(RAGGAMUFFINS)
Photo:日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー・海藤秀満
場所:東京都(品川区)・大井ふ頭中央海浜公園第2球技場
FALCONS(ファルコンズ・白) vs HELP(ヘルプ・緑)
チーム | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 |
FALCONS (東日本1位) | 7 | 4 | 4 | 11 | 26 |
HELP (関西2位) | 0 | 1 | 4 | 1 | 6 |
FALCONS | HELP |
#91 本下 純 (4) | #6 芦本 倫之 (2) |
#5 石黒 哲雄 (3) | #7 須田 聡士 (2) |
#13 橋本 立輝 (3) | #9 和田 貴充 (1) |
#44 松下 立 (3) | #26 竹上 雄大 (1) |
#22 夏目 聖矢 (2) | - |
#47 齋藤 胤太 (2) | - |
#74 高橋 涼輔 (2) | - |
#90 関根 幹祐 (2) | - |
#1 大庭 成浩 (1) | - |
#18 佐保田 裕介 (1) | - |
#94 山本 真司 (1) | - |
#97 土橋 恵太 (1) | - |
#99 小原 正士 (1) | - |
主審 | 赤沼 達彦 |
副審 | 中野 弘己 |
田中 佑一郎 | |
CBO | 折田 昂優 |
ベンチマネージャー | 高橋 昂洋 |
冬の寒気が漂いながらも、晴れ間が見え隠れする秋の終わりにふさわしい気候の中、試合は行われた。
1Q
フェイスオフはFALCONS(以下、FAL)の#31・舟橋が制し、#5・石黒にパスすると、そのままミドルシュートをゴールに突き刺し、開始10秒で関東の洗礼を受ける形でスタートとなったHELP。
その後もフェイスオフを確実にポゼッションに繋げるFALは、ブレイクシュチュエーションを作り出し、2分に#91・本下、6分に#44・松下と得点。3-0となったところで、HELPはたまらずタイムアウト。だが、タイムアウト後も8分に#90・関根、12分に#44・松下、13分に#5・石黒、16分に#18・佐保田が得点を加えていく。
防戦一方であったHELPは、少ないポゼッションチャンスを#7・須田を起点にオフェンスしていくが、得点には繋がらず、FALのディフェンス陣のダブルチームにやられブレイクを作られ、なかなかポゼッション時間を高められない。
1Q、7-0のFALリードで2Qを迎える。
2Q
FALの勢いは止まらない。HELPは、止まらないオフェンスに対し、なかなかうまくディフェンスができずファールが増えてくる。その隙をしっかり決めてくるFAL。1分に#47・齋藤、8分に#91・本下、11分に#13・橋本が得点を決め、10-0と大差をつける。
一方、HELPは、12分に#6・芦本の得点でようやくポゼッションが実を結ぶ。
これが反撃の狼煙になるかと思いきや、ペースはまだFAL。16分に#91・本下が反撃を食い止め、2Qは点差を広げる形となった。
だが2Qだけのスコアは4-1。FALの攻撃を抑え始めるHELP。
3Q
ハーフタイムで行われたランダムスティックチェックにより、FALの#26・福澤のスティックがイリーガルと判定され、HELPの3分間のエキストラマンオフェンスに。
それを皮切りに3Q開始1分。HELPは#7・須田が得点。その後も2分に#6・芦本が点を決め、HELPの追い上げムード。
その後、5分にFAL#13・橋本に決められるが、直後にHELP#7・須田が得点。この後のフェイスオフ後、HELPの奥村ヘッドコーチがFAL#31・舟橋に対しスティックチェックの申請。ここでイリーガルスティックと判定され、またもやHELPの3分間エキストラマンオフェンスのチャンス。だが、このチャンスを活かしきれず、逆にブレイクを作られ、8分にFAL#5・石黒が得点。その後も、FALは12分に#90・関根 、14分に#13・橋本が得点。
HELPも3Q終了間際に#26・竹上が決め、このQだけのスコアはイーブン。
3Qだけのスコアは4-4。HELPが得点を重ね、2Qに引き続きFALの攻撃を4点に抑える。
4Q
再びFALペースに。
開始1分、FAL#44・松下がゴールを決め、4分にはHELPゴーリーがシュートを弾いてしまい、グラウンドボールで混戦の中のボールをFALがゴールに押し込み、インホームの得点。5分に#91・本下、6分に#97・土橋、8分に#22・夏目、9分に#74・高橋とFALは攻撃の手を緩めない。
HELPも、辛うじて10分に#9・和田が得点を返すが、FALの猛攻は止まらない。
その後も、11分に#74・高橋、13分に#22・夏目、15分に#47・齋藤、16分に#99・小原、19分に#1・大庭が得点し、大差を広げ、FALの圧勝となった。
4Qだけのスコアは11-1。FALが大量得点をし、HELPを圧倒した。
トータルスコアは、26-6でFALCONSの勝利。
4Q通して攻撃の勢いが止まらなかったFAL。大量得点で勝利するゲーム展開は、とても魅力的な試合となった。
一方、HELPも3Qに追い上げを見せるが力が及ばず。HELPの奥村HCの揺さぶりに対しても動じなかったFALに力の差を見せつけられてしまう形となった試合だった。来季、雪辱を果たす姿を見たいところだ。
ゲームフォト
Text:日本クラブチームラクロス連盟東日本支部・高橋昂洋(RAGGAMUFFINS)
Photo:日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー・海藤秀満
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